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RHA T20

【国内正規品】RHA T20 カナル型イヤホン ハイレゾ対応英国発ハイエンドイヤホン 270917

RHAは英国のブランドだそうですが、正直全く知りませんでした。
なにげに価格コムのイヤホンランキングを見ていて、上位2位とか3位にこのブランドのRHA MA750というモデルがあるのを発見し、辿っていくと、下記のような記事に出会いました。というか出会ってしまいました。

【BARKS編集部レビュー】RHA T20、ダイナミックハイエンド価格破壊の密かなる刺客

私が神機として愛用しているゼンハイザーIE800とも比較しうる機種として紹介されていたので、非常に気になりました。

折しもハイレゾウォークマンNW-ZX100を聴き込み始めたところで、最近は、(かなり贅沢なレベルで)「少し低音が物足りないな」と感じていたところでしたので、なおさらです。

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RHA T20

というわけで購入してしまったわけですが、その音質は確かに「3万円」クラスのもではなく、十分上位の価格のモデルに伍するに値するものでした。

音質は一言で言うならば非常に”濃厚”。高域は刺さらんばかりに鳴りきりますし、低域も量感豊富。バスドラの音が刺さるくらいです。かといって中域も引っ込む訳ではなく前に出てくる。とにかく上から下まで鳴らしきる感じです。
最初は高域寄りに鳴っていて耳が痛かったですが、20-30時間のエージングを経るに従って、バランスが非常によくなってきました。

また音場が広いのも特長的で、広い空間の中に音が粒立っている、そんなイヤホンです。

BARKS編集部の方の書かれていることは確かに誇張ないものだと実感し、3万円ながらその実力には恐れ入りました。

(今日店頭で、RHAのヒットのきっかけになった前述のMA750を試聴する機会があったのですが、それよりもT20は格段に情報量が多く、進化を確かに感じました。まあMA750は1万円前半の価格でハイレゾ対応なわけですが、あれはあれで価格を大幅に超えた性能を発揮していると思います)

とにかく、もともと元気のいいエネルギッシュな音を出すハイレゾウォークマンZX100と、どんどん攻めてくるT20の組み合わせで聞いていると、非常に前向きな気持ちになり、音楽を聴くのが楽しくなります。

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ただ若干気になるのは、繊細な柔らかい部分の表現力。
ダイナミックイヤホンの特長は十分に発揮されており、スピード感はありますが、若干音が固めかなという思いがします。

このT20は聞き始めてどんどん気に入ってきたので、直近まではIE800をそろそろ中古に出してもいいか、と思っていたのですが、唯一この点においてまだためらいがあり、踏みとどまっています。
(IE800もダイナミック型な訳ですが、ヘタなBAイヤホンを凌駕する繊細で柔らかい表現力には、改めて驚くことしきりです)

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RHAは、つい5日ほど前にもエントリーモデルの新製品、S500を発売しました。6,000円台なのでさすがにハイレゾ対応ではないですが、マイクロダイナミックドライバーなる新技術を携えて、非常に小型のダイナミックイヤホンを発売しました。
これもかなりヒットの予感がします。

とにかく、各価格帯に、いろいろな技術を採用したダイナミック型イヤホンを続々と投入してくるRHAというメーカーからはしばらく目を離せなくなりました。





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