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ZX100

本日から予約受付の始まった新しいハイレゾウォークマン ZX100を予約しました。配達予定は10月10日です。
先日のベルリンでのイベント、IFAで発表があった中で一番感動した商品です。

<IFA>ソニー、“ウォークマン”ZX1の後継機「ZX100」。700ユーロ ーPhileweb

この記事を含むいくつかのレビュー記事を読んだだけでもちろんZX100の実際の音を聞いたわけではありませんが、実際に使っているZX1、店頭で試聴したZX2の音を思い出しながら想像を膨らませ、間違いないということで速攻予約をしたわけです。

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今回のZX100には、ZX1のユーザーとして強化してもらいたいと思っていた内容がいくつも盛り込まれています。

・ノイズキャンセル機能
まずなにはともあれこの機能です。ハイレゾでは技術的に厳しいのかなと思っていたのですがついに搭載されました。これはZX1にもZX2にも入っていない新機能です。
ハイレゾの特長の一つに「消え入るような微細な音まで再現できる」というものがあります。ですが、ウォークマンは当然ながら外で聴くことが多いので、周りの騒音でこの微細な音はかき消されてしまいます。ということで、ハイレゾウォークマンにこそ欲しかった機能ですがついに搭載されました。これが一番大きな進化だと思います。
この機能を利用するには専用のハイレゾ対応ノイズキャンセリングイヤホン MDR-NW750Nが必要です。当然同時購入しました。外出時はこのイヤホン、室内で静かに聴けるときは今使っているゼンハイザー IE800という使い分けになりそうです。
外でも微細な音まで聴ける体験には本当に期待しています。

・Androidではないこと
ZX1はオーディオ専用機としてしか使っていなかったので、実際Androidであることは全くもって不要でした。Androidをやめて専用組み込みOSに変更してくれたことで、再生時間が大幅に伸びました(FLAC FLAC 192kHz/24bitハイレゾ再生時で、16時間から45時間へ)。ウォークマンに限らず、iPhoneやウエアラブルなどポータブル機の本質として「バッテリーの持ち」は非常に重要な要素だと思います。

・音の傾向
上記Philewebのレビューによると「ZX1へのリクエストとして寄せられることの多かった「低音再生の強化」を図りながら、よりクリアで重心の低い低音が再生できるようになっている。」とあります。ハイレゾのきれいな中高域を立たせるためにも低音がしっかりしているというのは非常に重要な要素です。ZX2を試聴したときにそれは実感しました。ZX100ではどの程度まで行っているか実機を聞かないと分からないですが、方向性としては非常に期待が持てます。

・microSDカード対応
はっきり言って、ハイレゾファイルはサイズが大きく、1アルバムで5-6GBとかということもあります。ZX1では128GBで使っていましたが容量が足りず、頻繁に音源の入れ替えをしないといけませんでした。128GB以上になってもすべてが入りきるわけではないのですが、入れ替えの頻度が少しは減るのはありがたいことです。

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ほかにもLDAC対応、DSDスロー/シャープロールオフ、44.1KHz専用クロックなど気になるところは沢山あるのですが、私が個人的に響いたのは上の4つです。

このZX100は、ZX1を発売後にメーカーがユーザーの持っている不満やさらなる期待を正確にすくい上げ反映してきた非常に正しい正統進化であるように見えます。

新しいiPhoneを購入予定している前に別の大きな買い物をしてしまいましたが、それに見合う商品であることを期待しています。ZX1を購入した2年前と同じような感動がまた得られればいいな、と思います。




ZX100 ソニー公式サイト


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