
Blue Ever Blue Mercury Model 878 Red/Black
また、新しいイヤホンを買ってしまいました。BLUE EVER BLUEという私にとっては初めてのブランドです。
高い商品ではありません。ハイエンドで7,700円という価格です(下は1,980円から)。
知ったきっかけはNAVERまとめの記事でした。
【イヤホン】リアルなのに疲れない、自然な音でストレスにならない新技術「HDSS」とは?【スピーカー】
新しい「HDSS」という技術で、ヘッドホンやスピーカーが必然的に抱えてしまう「内圧問題」にチャレンジし、それを大きく改善している、という触れ込みです。
内圧問題とは、ヘッドホンやスピーカーが箱(エンクロージャ)にスピーカーユニットが付いているという構造をしている限り必ず起こる問題で、そこにアプローチしたのがこの技術とのことです。
その鍵となるのがETLモジュールというデバイスで、これが内部圧力の変化に基づく振動板への悪影響を抑制し広範囲の音声周波数帯域において振動板の正確な動作を助ける、のだそうです。
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実際の音の感想です。
まず、人の声ですが、これはラジオを聴いているとよくわかります。
私はRadikoプレミアムで野球の実況放送をよく聴いているのですが、アナウンサー/解説の人の声が前に出てハッキリ聞こえるのとともに、球場の声援がしっかり分離されており、耳を澄ませばヤジなども聞こえてきます。これは確かに他のイヤホンでは聞こえなかったものでした。かなり臨場感が高いです。
音楽の方で印象的なのは、ベースのメロディーラインがキレイに聞こえるということでしょうか。
他のイヤホンでは、凄い音圧の低音が出ると「ブオン」という音の波動で他の音がかき消されてしまいがちですが、このイヤホンではこの波動は左右に移動し、真ん中では本来のベースの弦をはじく音がちゃんと聞こえる、という感じがします。ちょっと変わった感覚があります。
「音が広がっている」と言えばそういうことなのかもしれませんが、通常のイヤホンと聞こえ方が異なるため、しばらくは慣れない気がします。
全体的に言えるのは、BGM的に聴く際は非常に快適、ということです。
空間再現性はいいですし、低音を中心にしっかり鳴るため、音量をそんなにあげなくても音楽全体がしっかり聴けます。
各楽器を聞きこむというよりは、音場を楽しむというイヤホンでしょうか。
これまでに経験のない、なかなか「おもしろい」イヤホンだと思います。
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