
SONY HDDオーディオプレーヤーシステム HAP-S1
ハイレゾ好きが高じて、このような商品にまで手を出してしまいました。
これまではSACD再生の可能なハイコンポ、パイオニアの「X-Z9」を使っていました(多分すでにディスコンだと思います)が、SPをそのまま使い、本体をこのHAP-S1に入れ替えました。
このHAP-S1で出来ることは、PCなどから内蔵のHDD(500GB、増設可能)にコピー保存した楽曲の再生です。コピーは家庭内のネットワーク経由(有線、無線とも可能)です。
Mac環境でも使えるように考えられていますので紹介します。
【Macアプリ】
HAP Music Transferというアプリが用意されています。これでMacからHAP-S1に楽曲のコピーをします。
コピーの仕方は二通りあり、一つは自動シンクロ、もう一つは手動です。
自動シンクロの方は、シンクロ元のフォルダを指定しておけばアプリを立ち上げた時に自動でシンクロしてくれます。
Macの方には基本だと思いますが「iTunes」フォルダを指定しておけば、iTunesライブラリと自動シンクロしてくれる、というわけです。CDをiTunesにリッピングしてこのアプリを立ち上げると自動的にコピーされます。
手動はいわゆるドラッグアンドドロップです。ハイレゾ音源を購入してダウンロードしたものを手動でコピーします。
【iOSアプリ】
iPhone用/iPad用ユニバーサルの「HDD Audio Remote」というアプリが用意されています。こちらは再生専用コントロールアプリです。画面は↓になります。

ウォークマンと全く同じUIなので、慣れていれば全く違和感はありません。これらアプリによってネットワーク越しの電源のON/OFFや音量調整も出来るので、操作はほぼiPhoneかiPadでやっています(そのあたりを見越しているのか、本体に付属のリモコンは極めてシンプルで曲送りや音量調節しかついていません)
メタデータの編集や楽曲の削除などもアプリ経由で出来るので、コピーしたあとに気軽に変更できます。
■■■
私は従来からの流れでMacBook Proの内蔵SSDにはAACなどの圧縮音源を入れており、CDをApple Losslessでリッピングした「iTunesフォルダ」は外付けのHDDに作っています。また、FLACなどのハイレゾ音源も別の外付けHDDで保存しており、これら高音質音源をMacを立ち上げてすぐ再生というわけにはなかなか行きませんでした。
それが、このHAP-S1で手軽に再生できるようになったので家庭内の音楽再生体験が劇的に向上しました。とにかくiPhoneかiPadがあればすぐに高音質を楽しむことができるようになりました。
小さな筐体なので音質には若干不安があったのですが、実際はかなりしっかりしたアンプが入っているようで(なので大きさの割に重いです)、これまで使っていたのと同じスピーカーから出てくる音とは思えないくらいです。DSFファイルを再生すると、これまでX-Z9で聴いてきたSACDの音はなんだったのか、というレベルです。
実際DSFとPCM系の音色の違いとかもしっかり鳴らし分けていますし、一体型にしてはずいぶん立派だと思います。
このHAP-S1によって家庭内での音楽環境が激変しました。おそらくこれでもう完全にCDなどの物理メディアには触れることなく音楽を楽しむことになると思います。
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