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ゼンハイザー IE800 レビュー


IE800


Walkman NW-ZX1でハイレゾを楽しんでおります。
移動中の音楽はこれまではBGMの扱い程度で、何か他のことをやりながら聞いているという感じだったのですが、ハイレゾにしてからは結構「音楽と正面から向かい合う」というスタイルになっており、電車の中などでもiPhoneやKindleをいじったりもせず、目をつぶってじっと音楽に聞き入るということが増えました(なので乗り過ごしも増えました(苦笑))

Walkmanとともに、ソニーのハイレゾイヤホンXBA-H3を購入したので、イヤホンはしばらく打ち止めのつもりだったのですが、評価の高い記事などを目にしていて、どうしても物欲を抑制できることができず、ゼンハイザーのIE800も購入してしまいました。
Walkmanから出てくる音がいいおかげで、よりよいヘッドホンへの探究心?がどんどん高まっていると思います。


IE800


IE800購入の決め手となった点は2つあります。

1.5~46,500Hz(-10dB)という広い周波数特性が、たった1基の小さなダイナミックユニットで本当に鳴るのか、という純粋な興味
2.XBA-H3に対する不満点

1.に関しては実際聞き込んでみましたが、確かに鳴りましたね、みごとに。
普通の音源とハイレゾ音源の比較などもしましたが、明確に音質・情報量が異なります。広い周波数特性はちゃんとカバーしているようです。また、24ビットによる空間性も見事に差を出して再生しています。
低域に関しても非常に量感があり、7mmという小さな口径から出ている音とは思えません(XBA-H3のは16mmあります)。

エージングは200H程度行いましたが、中高域に関しては初見時からあまり印象は変わりませんでした。逆に低音は結構変化があったと感じました。最初はあまり出ていないという感じでしたが、そのうち大量に出るようになりました。ちょっと出過ぎで中高域に対して邪魔だなと思う時期もあったのですが、ここにきて安定してきて、バランスが非常によくなったと思います。

全体の印象はウォームな感じで、とくに弦楽器系は非常に心地よいです。また音場がとても広く、感覚的に耳の幅の1.5倍くらいの広さを感じます。


2.について。H3についての不満は音質に関してではありません(音質は非常に満足しています。低音の「音色」に関してはどちらかというとIE800よりはH3の方が好みです。艶感がH3の方が高いと思います)

不満なのは、耳かけと遮音性です。

H3は本体がとても大きいので耳かけが前提になっています。テクノラートというそれなりに扱いやすい素材が使われていて気は配られていますが、やはり個人的には好きではありません。私がメガネをかけていることも要因だと思いますが、メガネのツルとイヤホンの耳かけが干渉してとても気になります。その点、小さなユニットを耳に挿すだけのIE800は装着にストレスが全くありません。

遮音性に関しては、H3のイヤピースを大きめのものにしてみたりComplyにしてみたりいろいろ努力はしたのですが、遮音性の低さは解消できませんでした。
ビット数の高いハイレゾ音源は「音の消え際の微小音」が聞き所の一つなのですが、遮音性が低いとノイズにかき消されてしまい、ここを楽しむことができません。
IE800がそんなに遮音性が高いということでもなくインイヤーとしては普通レベルかもしれませんが、少なくともH3と比較すると雲泥の差があります。

■■■

IE800は6万円を超える高価な商品にも関わらずリケーブル不可なので断線には非常に気を配らないといけないですし、ジャック側のケーブルは交換できるものの12600円!もしますし、交換用イヤピースも1ペアで3780円もします。
いろいろと心配しないといけないことも多いのですが、ZX1ともども丁寧に扱っていこうと思います。

ZX1 + メインIE800、サブH3という構成はかなり贅沢ですが、それ以上の感動を得られているので非常に満足しています。


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