
アップル基調講演を読み解く2つのポイント。そしてコンテンツをつくる現場となったiPad - Lifehacking.jp
変わるiPadの立ち位置
もう一点、今回面白かったのはiPadがもはや「コンテンツを消費する場」ではないということです。
iLife/iWork あるいはその他のアプリによって、音楽であれ、文書であれ、ブログであれ、デザインであれ、アプリがそろってきた今こそ、iPadでコンテンツを作り発信していくことができると強調されていたのも一つの変化でした。
コンテンツを作る立場から考えると、とたんに iPad Air の計算能力の高さが魅力的になります。
私もこれと同じことを感じました。結構「生産性」にも力が入っているな、と。
iPhoneの発表の時には、ヘビーなゲームでデモを行うことでその能力を誇示していた64bit「A7」チップですが、一般的な消費用途としては徐々にオーバースペックになり始めていると個人的には感じました。でも「生産」があるのなら話は違います。
iPadは、産まれたときから「消費」と「生産」すべてが出来るマシンというコンセプトではありましたが、64bit「A7」チップになって、やっと本格的に「生産」について今回訴求できるレベルに到達したのかも知れません。
A7のスペックの意味が、今回のiPadの発表でやっとクリアになった気がしています。
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iPadが消費の道具から生産の道具に本格的に変わるんだとすると、次の妄想が出てきます。
「ProductiveになったiPadと、これまでで最高のノートマシンであったMacBook Airがいよいよ『ひとつのもの』になるときが近づいている」
MacBook Airの再定義? (10/12, 9to5 Mac)
・12-inch screen, but as portable as current 11-inch MacBook Air and productive as 13-inch MacBook Air
・Higher-resolution display (Retina)
・Will “redefine laptop computing” once again just like the current MacBook Air design
12インチのiPadを開発している?(10/14, DigiTimes)
Apple and Samsung Electronics are said to be planning to release 12-inch tablets. Apple is currently cooperating with Quanta Computer on the project, while Samsung is developing the product in house, according to sources from the upstream supply chain.
このあたりの噂をヒントに考えると、要は「12インチあたりで、従来のNote PCとタブレットの境界をなくすような、次の概念のなにかが産まれようとしている」ということではないか、ということが想像できます。
(iOSとMac OSのマージも、いよいよこのタイミングで行われるのかも知れません)
こういう目線でみていると、今回のiPadが iPad 5Gではなく「iPad Air」になったのも、『とても軽くなったことの表現のため』だけではないのではないか、という邪推も働きます。
MacBook Air + iPad Air = ○○Air。
なにかがあるような(^_^)
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コメント
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どもです:)
ずっと12インチiPadを欲していたけれど、、、
MacBook Air + iPad Air = ○○Air。
想像するだけで興奮しちゃいます!
すぐにでも欲しいけど
クック船長には焦らずじっくり開発して欲しいですね
iPad Airはもちろんポチりますwwwww
コメントありがとうございます。
>iPad Airはもちろんポチりますwwwww
私もこの記事を書きながら、「iPad Airは買わないといけないのでは」と改めて深く思いを致しておりマス(笑)