iPhoneしか発表はありませんでしたが、最後にエルビスコステロまで出てきたので「これはiPodの発表のない『ミュージックイベント』だったんだな」というちょっと複雑な思いです。そのiPodたちも、全シリーズともご丁寧にスペースグレーへの色変更がありましたので、もう新製品はないんでしょうね。
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先取り!データシェアキャンペーン - au
そんな中、一番驚いた発表がこれでした。
5,000円以上もかかる毎月の通信料はこれまでは「機器ごと」にかかるものだと思っていたのですが、ついに「IDごと」への時代へと歩み始めた、と感じました。
クラウドの有料サービスなどはIDごとの課金であり、それが「通信料」の世界にもやってくるということだと思います。
iPad miniのWi-Fi版を実質無料で配る会社もどこかにありましたが、メーカーのAppleとしては、実はこのauのようなやり方を一番好意的に捉えているのではないでしょうか。
以前「7インチ台タブレットで心揺れる日々」という記事を書きましたが、個人的には次の7インチタブレットが気になっている状態です。そんな中で非常にインパクトのある発表でした。
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auが新 Nexus 7 を販売、ただしWiFi版のみ。LTE版は予定なしの保証外。ドコモとソフトバンクにも質問 - Engadget
Nexus 7は発売になりましたが、今のところLTE版のauでの発売はなしのようです。
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噂されている次世代Kindle Fire HDについては、
新型「Kindle Fire HD」とされる写真が流出--デザインを大幅刷新か ー CNET
この記事経由でBGRに載っている写真もみましたが、なんかゴツゴツしていて微妙なデザインながら、新製品は出そうな予感をさせてくれています。
サービスについては、Amazonプライム会員でかつKindle所有者に毎月1冊本を無料で提供するという「Kindleオーナー ライブラリー」というサービスがすでに開始されています。
また、日本ではどうなるかわかりませんが、「Kindle MatchBook」というプログラムも予定されているという発表がありました。
アマゾン、「Kindle MatchBook」を発表--印刷本購入者に電子版を3ドル以下で提供へ - CNET
Amazonらしく自分の”武器”を使ってどんどん攻めてきている感じがします。
すでに私は電子書籍もKindleでしか購入しなくなったので、このような武器を使われると、どんどん彼らのエコシステムに絡め取られて行く気がします。実際、ほぼ気持ちは「New Kindle」に行っていた部分もあります。
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そんなところに、いきなりauのデータシェアキャンペーンの発表で、しかも「+1050円」という具体的な衝撃価格を見せられてしまいましたから、また気持ちがググッと”Retina iPad mini”に寄っていったわけです。(NEXUS 7がないとしたら、これは事実上iPhone+iPad/iPad mini向けですよね)
日経の記事では、iPad/iPad miniはdocomoも扱う予定とありました(しかもiPhoneとの「セット割り」の予定もあり、とありました)ので、おそらく3社とも同様のサービスをやってくるのではないでしょうか?
(私は現在SBのiPhone 5ですが、もしSBが追従してこなかったら、この理由でau/docomoにMNPしてしまう理由付けにもなってしまいます。)
7インチタブレットは「Kindleの読書」と「日経電子版(紙面)」が見られればいい、と用途を割り切ってしまっており、それ以外はフルサイズのiPadか、iPhoneで、と「用途の断捨離」をしてしまったがゆえに、こんなに悩んでしまう事態になっています。まあ、楽しいんですけどね (苦笑)
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コメント
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確かに魅力的でインパクトあるけど、スマートバリューはともかく、毎月割は適応してもらわないと、本体代高くね?
確かに、毎月割も全くないというのは、少々インチキ気味な告示にも見えなくもないですね。
iPad mini 16GBの場合、現在、
LTEフラット for Tabスタート割適用時(最大2年間) 5460円 ー 毎月割 1950円 =3510円。
(スマートバリューの人はさらに ▲1480円で2030円)
これに相当する額が1050円になる、ということで、まあ安いのかな、と。
とはいえ、確かに「本体代」が高いという感覚は同感です。実質0円ではなく一括0円に近い条件になってこないと、このキャンペーンも活きてこないかもしれません。
結局2つの端末のパケットが分け合える、というのが最大の魅力かも。
早速に検証の計算ありがとうございます。
毎月割、スマートバリュー適応より安くてデータ通信分けあえるのなら存在価値はあるなぁ。