
(画像はhttp://www.apple.com/jp/より拝借)
久しぶりのブログ再開で「妄想癖」も鍛え直そうと思います(笑)
時期的にも最高ですから、やはりMacネタで。
タブレットMacについても触れたいのですが、まずApple TVから。
冷静に見てまずこれまでのApple TVの失敗の分析を。
■コンテンツが少ない(特に映画)
■コンテンツのクオリティが低い(TVがFull HDの時代に”Near DVD Quality”ではいかがなものかと。実際かつてApple Store銀座にSonyのBRAVIAとともに大々的に展示してあるのをいじりましたが、画質のわるいことわるいこと。あれではTVがもったいないです。)
■そんなクオリティなのに結構値段が高い。($15もあればDVD買えるのでは?)
そういう「コンテンツに起因する」問題は、今後HDクオリティにする、とか、安い値段でレンタルも始めるのでは、という噂が出てきていますからそのうち解消するでしょう。
私がもっと問題だと思うのは、
■「Apple TV」というこの「ただの白い箱」が「Mac(or PC)からコンテンツをリビングの大画面TVに持ち出す、いわば「リビングルーム用のiPodだ」という概念をちゃんと理解している人が多くはないのではないか?
という仮説です(もちろんApple商品にお詳しい方には簡単な概念だとは思いますが)。このコンセプトがあまり理解されていないのではないかと思うのです。
Appleもそのコンセプトに対しぐらついているのではないかと思います。一つの証左かもしれませんが、

(Apple Store内、iPod Storeより)
この絵の通り、Apple TVは「iPodの一種」として売られています。
ただ、なにげに最近は他のiPodたちと「一線引かれて」います(最初はなかったような気がしています)やはり同列に扱うのを「無理め」に感じているのかもしれません。
名前も悪いです。iPodの一種なら「iPod Living」とかの方がわかりやすかったですね。
とは言うモノの、一度つけた「Apple TV」という名を変えることもないでしょうから、そうならばここは一気に「本気のサーバーPC」になるべきでしょう。
Mac(or PC)の「属物」ではなく、Mac(or PC)を「属物」にするような、真の主役としての役割を果たす機器になるべきではないでしょうか。
・「ホームフォルダ」の中身(PCでいうと「マイドキュメント」の中身でしょうか)は全部ここに貯めてある。MacやPCからはこのApple TVにコンテンツを取りに行く、というこれまでと逆の流れを作る。
・なので、もちろん「ワイヤレス」でTime Machine機能にも対応する(というか実際のTime Machine機能はこの新Apple TVが作業している状態になる)
・ドライブもちゃんとつける(BD?)
・iTunesのHDコンテンツのダウンロードのためにもこの機器には有線接続を推奨させる
こうすれば、(これまた扱いが中途半端な)Mac miniもなくせますし、噂のタブレットMacにドライブがなくても、またHDDをやめてすべてメモリにすることで容量が多少減っても、この新Apple TVにコンテンツを取りに行けばいいので、辻褄は合うと思います。
また、iPod Touchとの関係も「iPod TouchからApple TVにコンテンツを取りにいく」ということになり、家でもiPod Touchを使う、というおもしろい状況も作り出せます。
長文失礼しましたが、要は「わかりやすい普通のサーバーにしなさい」というごく当たり前の妄想でした(苦笑)
Appleが本当に「液晶TVそのもの」をつくり、「これが本当に作りたかった真の『Apple TV』だ!」という発表だったら本当に驚きますが、それではかなり「オヤジギャグ」ですよね、、。
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