“iPodの父”として知られるトニー・ファデルさんの次のチャレンジである「NEST」について書かれている記事です。
「iPodだけにとどまりたくない」というチャレンジ精神には、もはや尊敬の念しかありません。とどまることのない情熱を持ち続けられる人ってすばらしいですよね。

今取り組まれている「NEST」 のサイトも見ましたが、非常にユニークながら本質をついているなあと思いました。
・目的は「省エネ」で光熱費を20%削減する、という非常にはっきりしたものであり、これを「いらない」と思う人はいない。
・操作するものなので、その操作方法は極限までシンプルな方がいい。しかもNESTが学習するので、そのうち操作すら不要になる。
・壁にかけ、人目に触れるものなので、デザインは美しく無ければならない。
・日々の操作はわりと地味で継続しにくいものであるが、ゲーミフィケーションの要素を取り入れながら継続しやすい環境を作っている。
言うだけならすべては当たり前であり「当然」ということばかりなのですが、それをちゃんと「形として」「機能として」具体的に提示されている点が見事だと思います。
こういう部分は、なんというか「Apple魂」「Jobs魂」のようなものを感じます。きっとここでも「一つのYesのために千のNo」が繰り返されてきたに違いありません。
それにしても、iPodもNESTも「ホイールを回すもの」という共通点があると思いますが、「回すことで世の中を変える」ということがファデルさんの”原点”でしょうか?(笑)
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