
(画像はAppleより拝借)
新しいMacBook Pro -Apple.jp
噂通り、新しいMacBook Proが発売されました。3月2日(現地時間)にはiPadの発表会があるようですが、今回のMacBook Proに関してはサイレントアップデートでした。

細かくはいろいろあるのでしょうが、主な新機能としてあげられているのは上記4つ。基本的に多くは「他社ネタ」のグレードアップが多いマイナーアップデートですね。
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新素材(Liquid Metal?)、とか、OSブート用のSSDとデータ用のHDDのハイブリッド構成、とか、いろいろ噂レベルでは楽しめる内容はあったのですが、今回は軒並みそれらの搭載はありませんでしたので、ちょっと拍子抜けです。
昨年のMacBook Airが出たとき「マックのノートブックを次の次元へ」と謳っていたので、今後のマックのノートはみんなこのMacBook Airのような感じになるもんだ、と信じていたのですが、オンボードSSDの採用(たとえ部分的にでも)もなく、またドライブレスにもなっていなくて、全然「次世代感」がないなあ、というのが正直なところです。
私が期待しすぎたのかもしれませんが、MacBook Airのような新MacBook Proを期待させたのは、半分はAppleの責任です(苦笑)
想像ですが、MacBook Airはとにかくマザーボードを小さくするための開発に時間を要するためCPUは一世代前のものを使わざるを得ず(MacBook AirはCore 2 Duoですし)、Intelの新チップをいきなり搭載するようなモデルではいきなりAirは作れないのかな、と感じました。
多分すぐに店頭に並ぶと思われるので一応触ってみようとは思いますが、AllフラッシュストレージにしたMacBook Airを触ったときのような感動の大きさまでは感じられないのではないかと思います。。
やはり、改めて、MacBook Airってある意味「先端の孤高のモデル」なんだなあ、と再認識しました。
(この話には「続き」があります、、、)
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コメント
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多くのAppleファンにとって今回のMacBook Proのアップデートは予想どおりだったのではないかと思います。
気になるのは、13インチモデルの性能ですね。特にグラフィックスまわりで前モデルに比べて落ちているのではないか心配です (購入を考えているので)。
実機レポートが出てくるのが待ち遠しいですね。
あと、MacBook Airは初めて出たときからドライブレスですので、次世代うんぬんではなくそういうコンセプトでつくられているモデルなのだと思います。それに、Core 2 Duoが採用されているのは、マザーボードの小型化のためではなく、単にCore iシリーズでNvidiaのチップセットが使えない(ライセンス上)ためだったと記憶してます。
確かに13インチはディスクリートGPUがないので気になるところですね。
ドライブレスの件はおっしゃるとおりかもしれません。「マックのノートブックを次の次元へ」といううたい文句を「次のノートからはどのモデルもすべてこうなる」と勝手に脳内変換していたのかもしれません。
>Core iシリーズでNvidia
確かにライセンスの問題がありますね。
でも、ならば今回の新MacBook Pro13インチのように外付けGPUなしの構成でもいいので極小基板が作れないものなのかなあ、という素朴な疑問でした。
まあ、次期MacBook Airはそういう方向なんでしょうけど。