
Amazon MP3 日本版
電子書籍の方にばかり意識が行っていましたが、ついに日本でもAmazonの音楽配信、Amazon MP3日本版が開始されました。
私はクラシックをいくつかブラウズしてダウンロードしてみました。
ざっと見た感じでは、メジャーレーベルではEMI系が多いようです。NAXOSもありました。
好感がもてたのは、尺の長い曲でもiTunes Storeのように「アルバムのみ」というのは見当たらず、1曲づつでもしっかり購入できることでしょうか。
iTunesの場合は、なんか機械的に「10分を超えるような長尺ものはすぐ「アルバムのみ」にする」という内規があるような感じでバラ買いが出来ず、それなら結局CDでいいや、という経験も多かったですので、ありがたいですね。(特にクラシックでは一つの曲の一つの楽章だけがバラ売り、では買う意味がありませんから)
ダウンロードした楽曲の詳細データを見てみると、220kbps辺りのVBRの圧縮でした。エンコードはLAME3.97。
iTunes Plusとほぼ同程度、というところでしょうか。iPhone 4で聴きながらこの記事を書いていますが、なかなか良好です。
購入はいつもAmazonでものを買うのと同じ感じなので、全く抵抗はなくいい感じです。ただ、今後は楽曲をみるときは「CD」なのか「MP3」なのかをちゃんと確認しないといけなくなりましたね。
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しかしながら、「Amazon MP3 ダウンローダー」に問題が。
私の場合、ダウンロードした曲をiTunesに自動に送る設定にしているにも関わらず、上記の通り、ことごとく失敗してしまいました。購入したらちゃんとダウンロードはされるのですが、iTunesへの送り込みがちゃんとなされません。。
なので、Musicフォルダ内に新しく作られた「Amazon MP3」フォルダを開け、そこにダウンロードされた楽曲をクリックすることでiTunesにコピーを作る、という手動作業を強いられました。まあ、それほどの手間でもないのですが。。
この手順を踏んでも、ちゃんとアートワーク(ジャケ写)もiTunesに送り込まれるので、そこはいいと思います。
【追記1116】
上記バグが改善された新しいダウンローダーの案内が来ました。(→ ブログエントリ)
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ユーザビリティについは、まだ良くないのか、それとも私がiTunes Storeに慣れ切っているからかもしれませんが、最初はちょっと戸惑いました。まあ、慣れの範囲だと思います。
電子書籍でも(Kindleというハードはあるものの)結局Amazonはコンテンツを売る会社だ、ということを認識した次第ですが、音楽をCDパッケージ、ダウンロード問わず販売する、ということを目の当たりに体験し、改めてこの会社はコンテンツ販売業だ、と思いました。
電子書籍のようにあまりにも販売プラットフォームが乱立するのは閉口ですが、音楽販売は3つくらいの大手の中で健全な競争が行われていくことを、切に希望します。
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