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どれを買うか
(画像はGIZMODOより拝借)

上の数字は、すでにiPadを購入したユーザーに対して「どのモデルを買いましたか?」というアンケートのようです。一番高価なモデル「64GB 3G」と、一番廉価なモデル「16GB Wi-Fi」が首位の座を争うように抜きんでています。

一般的に、上中下の3つのモデルがあった場合、考えをあまり巡らさない人が多いと、中くらいのモデルが出ます。
ただ「少しでも真剣に考える」と上のモデルか下のモデルの二極化が起こるのが普通です。

「少しでも真剣に考える」というのは、「自分がこのiPadによって何をする気があるか?」ということを考えることです。その自分の主張というか意思が現れて、「前向きに割り切った」廉価モデルか、「前向きに欲張った」高級モデルに分化していくのだと思います。


iPadの発表は1月末にありました。一番発売の早かったアメリカの人にとっても、自分がこれをどういうシチュエーションでどのように使うだろうか、というのを考える時間は十分にありました。
なので、これを主にネットからもたらされるコンテンツの消費としてのマシン、と捉えると「16GB Wi-Fi」ということになりますし、「これまでのMacBook(特にMacBook Air)から置き換えて、iPadをばりばりに使うぜ!」と意気込む人は、一番上の「64GB 3G」に行ったのでは、と想像します。
そういうことを冷静になって自己分析出来る時間が多かった結果だと思います。

私もいまのところ、行くのなら、この「64GB 3G」か「16GB Wi-Fi」のどちらかしかないかな、と思っています。

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私だけが思っているのかも知れませんが、iPadを次世代のパソコンして見たときに、この16GB・32GB・64GBという「メモリ容量別ラインアップ」というのは、本当に理解しにくいものです。このラインアップ構成は「iPod」時代のそれ(もっと正確にいうと「iPod touch」のそれ)です。
私が、このiPadには、今までのiPodのように音楽ファイルを入れるつもりがないからかもしれませんが、なおさら判断を鈍らせます。

パソコンを買うときにも、内蔵HDDは250GBでいいか、320GBでいいか、いっそのこと500GBかという選択肢で悩むことはありますが、この場合、自分がすでに使っている容量が分かっていますから「余裕をみるとこれくらいはあったほうがいい」という推測もしやすく判断も比較的しやすいです。
その点、iPadに関しては、過去に使ったこともありませんし、これから出て欲しくなるようなアプリ(iPadアプリ)のサイズもよく分かりませんし、自分が使うデータのうち、どれくらいがクラウドで保存し、どれくらいを「iPadというローカル」に持たないといけないか、という不確定要素がありすぎて、より難しくさせているのでしょう。

ノートの場合は、HDDは最悪見積もりに誤りがあったとしても非常に簡単に換装できます。なので実際は悩む必要はそんなにシビアにはありません。ただiPadの場合は、商品を購入する時点で、3Gのありなしとメモリ容量という二つのことに腹をくくらなければなりません。。
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お気持ちよく分かります。未知のデバイスなので、どうやって使うことになるのか予想ができず、どのスペックを選ぶべきか、悩むところですね。それもまた楽しみの一つですが...。
おっしゃるように、冒頭のグラフからすると、wifi モデルと 3G モデルは(価格設定が妥当かどうかはは別にして)、メディアブラウザと見る層とモバイル・コンピューターとして活用しよういう層に明確に分かれているということなのでしょうね。
他のデバイス(iPhone や iPod、mac)とどう使い分けるかという点も関わってきますね。
そうやって悩みを共有するのもまた楽し、ですね。

む さん>

そうですね。まあ、Wi-Fiと3Gは「外で使う機会があるか、ないか」で判断出来そうですが、容量はなかなかいい判断が出来ません。今見えるiPadアプリを見ると、iPhoneアプリに比べてそんなに容量が大きいとも思いませんので、アプリのダウンロードスペースとしてだけみると、私の場合16GBでも十分な気もします。iWorkで作るファイルや電子書籍ではそんなにはスペースを取らないと思いますので、やはり音楽ファイルと写真ファイルをどれだけぶち込むか、というのが決め手になりますかね。。
10日まで、楽しく悩みます(^_^)

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