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Appleタブレットは「超読書」を作り出せるか=出版業界激変の夜明け前
Tech Wave

この記事がかなり心に残っています。

「超読書」の一例として、

 Appleと協議していると報じられているHarperCollinsという出版社は、電子書籍にビデオや著者インタビュー、ソーシャルメディアツールなどを組み込んだ書籍の構想を語ったことがあるようだ。

というのがあります。

確かに、紙上の文字を電子パレットの上に表示するだけでは能がない。紙ではできないが電子パレットでは表示できるものを組み合わせて、書籍をより立体的なものにしていく、というのは次世代な感じがします。


「超新聞」というのもあるでしょう。
静止画の写真と文字だけで構成されているニュースも、必要に応じて、写真の部分が動画になっていたりすると、より臨場感があります。
スポーツ新聞とかも動画を交えると非常におもしろいでしょうね。
記事や社説を書く人も実名主義にして、クリックできるようにする。その記者が他にどのような記事を書いているかを知ることで、その人の主義・主張・基本的な考え方を立体的に知ることができる。うまくいって有名になれば本も書けるでしょう。有名なブロガーになれるかもしれません。
ニュースピックアップのコーナーは毎日新聞のジャン・ピエール・コッコのような人がTwitterで常時更新していく。
家を貸します、とか、働く人求むなどクラシフィアイドにはちゃんと地図やストリートビューが繋がっていたり、家などはQTの360度ビューがあったり、、、などなど。

こういうのをハイパーメディア?というんでしょうか。新聞広告もよりダイナミックなものになるでしょう。

■■■

ちょっと違うかも知れませんが、iTunes LPも音楽のハイパー化かも知れません。iTunesの最初のころは音楽を流しながらスクリーンセーバーのようなビジュアルアートだけでしたが、iTunes LPにより音と絵と文字の連動した「超音楽」になったのではないかと、思います。




出版業界や新聞社、テレビ局が崩壊し、改革するしかないとしたときに、従来の垣根を超えて、こういう形の新しいメディアを生み出していかないといけないのかもしれませんね。

タブレット、タブレット、というノイズが大きくなる一方ですが、変わりゆくコンテンツの将来像のビジョンさえあればそれを最適な形で楽しむハードウェア、というのは自ずと必要要件は決まってくるのかも知れません。(iTunesはiPodがあれば十分ですが、iTunes LPとなるとやはりApple TVの出番だったり、みたいな。やはりコンテンツのありようが、必要なハードを変えるのだと思います)



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コメント

コメントがありません。

  • らま
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ハリーポッターに出てくる新聞を思い出しました。

らまさん>

そうなんですか!?私は映画を見ないので知りませんでした。
ちょっと近未来的な設定なら出てきそうですね。

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