The Presentation Secrets Of Steve Jobs
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lifehacker!の記事に載っていたプレゼンテーションスライドです。私は最初Embedされた動画だと思っていたのですが、77ページに渡るプレゼンテーションスライドです。こういう形式は恥ずかしながら初めて出会いました。ご興味のある方は是非「Full」モードでごらんください。動画と違って拡大すると解像度が落ちる、ということはありません。
ジョブスのプレゼンテーションを研究しているCarmine Gallo氏は、そのコツを著書『The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience』にまとめました。
Carmine Galloという人は、ビジネスコミュニケーションの著作などがある人のようで、最新刊がこの『The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience』のようですね。
私もJobsのプレゼンは同じものを何度も何度も見るのですが、体系立てて「研究」までしたことはありませんでした。
そういう意味でこのスライドは非常にためになりましたし、「そうそう」と相づちを打ちながら楽しく見ることができました。またさすがにその道の研究者ということだけあって、このスライドも非常に分かりやすく出来ています。
(氏は"One more thing"について「聴衆へのお土産」的な解釈をされていますが、私はそれは「お約束」と理解しています。そこだけはちょっと見解が微妙に違いますが。)
■■■
27日(28日)に本物のプレゼンに会えると思うと、ワクワクします。発表される商品もさることながら、私はそれと同じくらい彼のプレゼンを「宝物」のように感じています。
(この本はAmazon Kindle版もあります。と、購入に踏ん切りのつかない自分に言ってみる(苦笑))
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コメント
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読みましたよ.あんなプレゼンできたらいいですよね.
LifeHackerの本家は以前も同じような記事を書いてました.
http://lifehacker.com/350096/give-a-presentation-like-steve-jobs
その時の元ネタがこちら.
http://www.businessweek.com/smallbiz/content/jan2008/sb20080125_269732.htm
すごく似てると思ったら今回の元ネタが参考にしている著書を書いた人と同じでした.
もともとは10項目あったのですが,今回のは7つに減ってます.
なくなってしまった「記憶に残る瞬間を作る」とかはJobs氏らしくて大事なポイントだと思うのですが...
早速,プレゼン書類をダウンロードして保存しました.
良いものを教えて下さってありがとうございます.
<修正>
一部敬語が抜けてました.ゴメンナサイ.
こんばんは。
私もこのプレゼンをブログに書いたのは、後々自分でも振り返るための備忘録としてです。
「記憶に残る瞬間を作る」ーーオーディエンスにドーパミンを発生させるインパクトの瞬間、私もこれは大事なことだと思います。iPhoneのプレゼンの時はもちろん主役はiPhoneでした。前回のiPodイベントではiPod nanoでした。
最近は、割と「イベントの主役」ははっきりしていて、前段はすべてその瞬間のための助走のような気さえします。
27日のイベント、(主役級であってもいい)iPhone OS4.0が前段に出てくるようだと、ハイライトに出てくる商品はさぞかしすごい商品なんでしょうねえ。タブレットーー!(^_^)
いえいえ。ご丁寧にどうも。
ところで私もダウンロードしようと思って、登録をしたのですが、Sign Upで失敗して出来ない、という状況です。slideshareは、他にもいろいろおもしろいプレゼンスライドがリストされているなかなか面白そうなとこですね。
そうなんですよね.
メリハリというか,間のとり方もスゴイと思います.
私はMBAの時が一番記憶に残ってます.
タブレットはさぞかしスゴいんですよ!きっと.
でも,肩透かしを喰らう可能性もあるので2日前にはクールダウンしておきます.
出来れば・・・
>肩透かしを喰らう可能性もあるので2日前にはクールダウンしておきます
なかなか慎重ですね。でも、クールダウンはそう簡単には出来ないと思いますよ(笑)
直前になればなるほど、Double KOさんの追っておられるニュースサイトからは、どんどん噂がでてくるんじゃないですか?それに目を通していればいるほど、盛り上がってしまうのが「サガ」というものでは、、、
この本、ざっと読みましたけど、とってもよく書かれています。おもしろいです。ためになります。
プレゼンは上手なほうだと言われることがあるのですが、その理由はこの本で基礎の基礎として紹介されているあたりをしっかりやっていたからかななどと思いました。もちろん、その先の部分はできていないことのほうがはるかに多いわけですが。
ちなみにこの本の日本語版、暖かくなったら出る予定だと聞いています。
情報ありがとうございます。さすがです。
暖かい時期ですか。。やはり日本語版って出るまでに時間が掛かるんですね。
なぜかKindleもあることなので、原典に挑戦してみようかな、と思います。
たまたま、ですけどね。この業界、フラグメント化してますから、個人がわかる範囲なんて微々たるものです。
日本語版が出るのに時間がかかるのはある程度、仕方がありません。このくらいの厚さで、翻訳の作業に必要な時間が速い人で2カ月、遅い人なら3カ月以上。編集など後工程で1カ月。印刷、製本、配本で2週間。その前に、訳者の手配もあるし、そのまた前には版権取得の交渉があります。結局、手の速い人が手配できたとして、最低で5カ月はかかるわけです。
出版前の青田買いで版権を押さえれば、原著が発行される1カ月以上も前に翻訳作業に入れるので、原著発行の3カ月後くらいに出せたりしますけど(原稿が修正されてややこしくなることもありますが……)。手がめちゃくちゃ速い人を中心に翻訳作業をかなり特殊な形で進めてスピードアップをはかり、後工程も前倒しにすれば、翻訳に取りかかってから2カ月くらいで本になる可能性もあります。版権を青田買いで押さえてこれをやれば、原著発行の1カ月後に翻訳版が出てくることになります。ただ、ここまで条件が整うことってまずないので……
一般に、ケースによってかかる時間が大きく異なる(言い換えれば短縮の可能性がある)のは翻訳作業です。最近は少しでも早く日本語版を出そうとして複数人で翻訳し、スピードアップをはかるケースが多いのですが、これは品質はもちろん、ほかにもいろいろと問題が多く、スピードさえも意外にでなかったりします。もちろん、訳した人のうちの誰か1人がやるよりは速くなりますよ。でも、手の速い人1人に頼んだほうが速いというレベルまでしかあがらないんです。手が速い人を複数集められれば話は別ですが、それはそういう人の仕事状況を考えると非現実的だし。
詳しい「業界事情」ありがとうございます。井口さんのブログでいろいろ翻訳の舞台裏を覗かせてもらっていますが、タイムラグについてはこういうことなんですね。
個人的には、複数人の平行翻訳はなんか「分業作業」のような感じがしてイヤですね。
原典があるとはいえ、翻訳は「日本語でその物語を綴る」という意味でちゃんと一人の人の顔が見えていたいですね。
井口さんとコミュニケーションさせてもらって以来、私は外国語の翻訳本を買うときは翻訳者も注意してみるようになりました(Amazonでは翻訳者にもリンクが張ってあるので、その人が他にどんな本を訳したのかな?とか一応見るようになりました)
とはいえ、翻訳者がイヤだからこの本買わない、ということには余りならないんですけど、、、(苦笑)
予定より遅くなりましたが、7月15日発売だそうです(^^;)
詳しくはURLのリンクからどうぞ。
ご紹介ありがとうございます!
なんと井口さんが翻訳されていたんですね!
読みたかった本です。早速予約しました。
>その楽しさが伝えられる訳文にするため、日本語のほうもちょっとはっちゃけたものにしてあったりします。
これがまた楽しみです(^_^)