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「7月戦争」?


nexus one

(画像はhttp://www.google.com/phone/より拝借)

あまりにも噂とおりの商品が出ました。商品名もそのままでした。

以前、ブログで「nexus one発売の意図は?」という記事を書いたのですが、改めて、正式に発売されてじっくり考えてみて、私なりの結論は、他社のAndroid端末の早期導入を促す、ということと、「Android端末」としての”範を示す”ということだと思いました。

最初の理由の根拠は、「7月」にあります。

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(初代iPhoneは6カ国のみで、しかも3G対応ではありませんでしたが)初めて世界対応を果たしたiPhone 3Gは、2008年6月9日にWWDC 2008基調講演にて発表されて、日本を含む22カ国で2008年7月11日からの発売が開始されました。これが実質的な「世界向け第一弾商品」です。
日本でもアメリカでもそうですが、基本的にこれらの契約は「2年契約」。つまり、ことしの6月or7月に縛りが解けるタイミングがやってきます。

ということでGoogleとしては、これがAndroid拡大に向けた一つの大きなチャンス、ということになります。

私は、もともとiPhone 3GSからの購入なのでまだ1年にしかならないので、今年も新製品が出るであろうiPhoneには出来るだけ流されないようにして(自信はなし(苦笑))、もう1年頑張らないといけないのですが、3Gで頑張ってきた人には、ある意味「大きな別の選択肢」が目の前に現れたことになるんだと思います。

ましてや、このNexus Oneがソフトバンクから出ようものなら、現iPhoneユーザーはMNPとかも考えなくていいですし、非常に悩ましい存在になる人もいらっしゃるのではないか、と思うのです。

■■■

Nexus OneをGoogleが自社で出した、というもう一つの意味ですが、OSを作りっぱなしにせずハードも自らつくることで、OSのチューニングそのものを効果的に上げていくことを狙っていることだと思います。

発売前からすでに社員が使い倒しているという話がありましたが、Appleのよく言っている「ハードとOSを両方作っている強み」を、Googleも強く感じているんだなあと思います。
これはエリック・シュミットも、Appleの社外取締役だったときから強く感じていたのではないでしょうか。
こういう取り組みを積極的にやっていると、OSは益々進化していくのではないかと期待できます。



「ベータ」の文化といってもいいGoogleの文化にとって「ベータでは許されない」ハードウェアを商品化したことで、いろいろな意味で「賭けている」んだなあ、という強いコミットを感じます。
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