
グーグル謹製(とはいってもHTC製造の商品らしい)のnexus oneの発表が年明けすぐの1月5日に行われる、というニュースが駆け巡っています。上記のようなトレーニング用資料のリークまで出ている状況です。
Googleだから端末は無料、とかそんなサプライズもないようで、SIMフリー版が530ドル、T-Mobileとの2年契約が180ドルと至って普通の感じがします。
個人的な正直な感想は(このリーク情報が正しいとしてですが)
・端末が「どうみてもHTCの匂いのする」普通のデザイン
・料金プランも普通
・連携する携帯キャリアもT-Mobileと現行からなんの代わり映えがしない
つまり「あまりにも普通」という感想です。
こんな普通の内容をわざわざ本社にプレスを集めてコンファレンスを開いたら、そっちの方がサプライズです。
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世界のあちこちのいろいろな会社がAndroid端末を来年リリースするというのは宣言しているところなので、Google自社で商品を出す意味がそこまであるのかな、というのが甚だ疑問であります。
それとも、Andriodの話を持ち出してから、端末があまり(モデル数も台数も)出なかったことで業を煮やしたのでしょうか?思っていたより遅い!と。
それとも、OSだけでなくハードに関しても、これからAndroidマシンを作る会社に対して「模範を示す意味」で?
とは言ってもオープン戦略をとっているので、Google謹製のマシンではできて他社のAndroidではできない、とかいう先進機能を多く搭載すると、オープンにしている意味はないですし、、、
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それとも、Googleは、端末そのものには特に思い入れはないのかもしれません。この会社はどんな端末・PCからでもいいので、とにかく情報のトラフィックが増えてくれればいい、というのが第一義ではあるでしょう。
トラフィックを増やすためには、どんな端末でもいいのでとにかく世の中にたくさん流通してくれればいい。そのためには携帯各社とともにGoogleの名前を冠した端末もあればいい、ということでしょうか。
この考え方は(内容は異なりますが)「端末(ハードウェア)に対するスタンス」としてはAmazon Kindleと似ているところがあると思います。上の「情報のトラフィック」を「電子ブックコンテンツ」に置き換えてみれば、まさに同じです。本を買ってくれさえすれば、読むのは、Kindleでもいいし、PCでもいいし、iPhoneでもいい。
そんな感じだったりするんでしょうか。
背景とか詳しい方がいらっしゃいましたら、池上彰さん風にやさしく教えてください(^_^)
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