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だから新書 だから、新書を読みなさい (奥野 宣之著)


奥野 宣之さんの著書を読んだのは、「読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング」以来です。この本は、ちょうどそのころBento2のモニターをさせて頂いた時に読んだもので、それもあって大変参考にさせてもらって、「読書ノート」というテンプレートを作成し、未だに蔵書管理しています。いろいろ使えるBento2ですが私には蔵書管理が主な目的になっています。

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で、今回の本ですが、私は現在「読書法」について興味ありましていろいろアンテナを張っているところでした。速読とかももちろん興味はありますが、出来ないものは出来ない。でも本は読みたい。じゃあ、効率だ。どう効率をあげるのか?そのあたりに関して、いろいろな方の本を読んでいる最中です。

本書が「新書だけを3ヶ月読め」と説いているのが新鮮でした。
なぜ新書だけ?という部分に関しては、ネットも含めた情報洪水の中で、乱暴だけど本は新書に絞る(ネットに関しても幅広く手を出すより、あるサイトとじっくり付き合う方がいいんでしょう)ことで、洪水の荒波から脱せられるから、とあります。
かといって、新書に絞ってみても、新書も最近では幅広い著作がありますので、興味に合致するものは必ず見つかるハズ、としています。

あるテーマが見つかったら、そのテーマに関する新書を「3冊」同時に購入し同時並行的に
読み進めることを提唱されています。「3冊」の選び方もなかなか理にかなっています。詳しくは本文に譲ります。

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著者は新書が単行本に比べ安価であるとか、ハンディで持ち運びしやすい、などの点を挙げられていますが、私が新書にいいイメージを持っている理由は、「新書はかっこいい」からです。それは、新書のサイズが「黄金長方形」だからです。(デザインにひそむ〈美しさ〉の法則 [ソフトバンク新書]より)
単行本や文庫本はなんか「しかくい」感じですが、新書はなんか「シュッ」としていませんか(笑)単純な理由ですが、こういうのも結構大事かな、と思います。

てな感じでよく新書を手に取る私としてはいい指南書になりました。やはり新書は楽しい!

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ついでに、今後発刊が予定されている本(新書)ですでに予約しているのは、

仕事で使える!「Twitter」超入門(小川 浩(著)青春新書)
ツイッター 140文字が世界を変える(コグレ マサト (著), いしたに まさき (著) マイコミ新書)
です。

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コメント

コメントがありません。

  • 井口耕二 a.k.a. Buckeye
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新書

そうですね、新書は「シュッ」としたスリムな感じがいいですよね。

『インターネットが死ぬ日』みたいにメタボな新書もありますが……(^^;)

井口さん>

お久しぶりです。

Juiceは、あれはあれでいいコンセプトだと思います。新書のフォルムでハードカバー並の読み応え。

ただおっしゃるとおり「メタボ」なので、普通の新書用ブックカバーが使えないのがちょっと難ですね(苦笑)

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