
(画像は下記引用記事より拝借)
「iPhone 3GS」が月間1位を記録したという事実 +D Mobile(8/31記事)
海外メーカーのモデルが日本で1位になるのは初めて、という風に書いてあります。
アップルの「iPhone 3GS」が、GfK Japanが集計する国内主要量販店を対象とした7月の販売ランキングで、月間販売台数1位の座を獲得した。
海外の携帯電話メーカーは、これまで何度も日本市場に挑戦し、中にはそこそこの人気を獲得した端末もあったが、軒並み苦戦を強いられてきた。そんな日本市場において、iPhone 3GSが月間1位を達成したことは注目に値する。
これは日本の携帯にとって耳の痛いところです。さらには、最近のニュースではカシオ日立にNECも合流、ということで日本の携帯にとっては、ますます閉塞してきた感があります。4カ月ごとにフルモデルチェンジを繰り返し、次々と新しいスペックを身にまとわなくても、しっかりした思想の下に生み出された、ユーザーの共感を生むすばらしい端末は売れる。
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まあ、この記録が意味するところですが、
1.本来、iPhoneはケータイとは比較対象になるモデルではない
2.なんだけど、一応並べてみたら、やはり1位だった
というふたつがあると思うんです。
1.に関して言えば、iPhoneは「ケータイ」ではありません。スマートフォンのシェアにも出てきます。もっと言えば、ポータブルゲーム機のプラットフォームとしてのシェアにも出てきます。全く不思議な「モノ」です。なので本来なら「ケータイで1位」ということにはそんなに意味があることではない、と思います。
2.それを100歩譲ってケータイと並べてみても、それでもシェアが1位である。ということはiPhoneという全く新しい体験が、既存のケータイの体験に勝った、認められたということなのです。
ケータイの提供している体験に閉塞感を感じている多くの人が、iPhoneを知り、その意味を理解し始めた、ということなのではないかなあ、と勝手にいい解釈をしています。
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