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事情があって、私のiPhone 3GS白は、今はパワサポのAirジャケット(白)のお世話になっています。

で、このiPhone 3GSですが、いわゆるMNPではなく「2台持ち」です。もう1台はdocomoの端末で「家族間無料。繰り越して、それでも余ったら分け合える」という家族の経済原則に沿ったカタチでちゃんと存在しています。

iPhone 3GSではあまり通話をすることはせず、データ通信一本槍、逆にdocomoのケータイは通話と家族間メールとおサイフケータイ専用です。「iモードのパケット代相当をソフトバンクのパケット定額で使う」、そういう感じです。

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いろいろな考え方の方がいらっしゃる携帯の世界ですが、私は今の状態で非常にComfortableです。それは、2台がちゃんとそれぞれ「意義のある2台だと思っているから」です。

iPhone 3GSに関しては今さらいうまでもなく、大好きなAppleの素敵な端末で、「世界標準」の扉を開けてくれているものという位置づけ。

で、docomoの端末なのですが、これは「おサイフケータイ」に力点を置いています(ソフトバンクだと通話圏内がおぼつかないので、通話のためにdocomoを持っている必要がある、という保険の意味もありますが(苦笑))
ガラパゴス、ガラパゴス、と半ばイジメの言葉の様に言われている感もしなくはないですが、私は「じゃあ世界のどこに、携帯一つあれば、1日のうち一度も財布を開けずに過ごすことができるところがあるってんだい(急に江戸っ子(苦笑))」と言ってやりたくもなります。
今のところ日本ローカルの話なのでしょうが、まさにそのガラパゴス日本に住んでいる人間からすると便利この上ない、と思います。
大手カメラ量販店に行って買い物するときなんかも、携帯一つかざしておくだけで「支払いはSuicaで。Pointも使います。新しく発生したPointは貯めてください」なんてワザができますし。(無くしたり、壊したりすると電子マネーはやっかいですが)

要は、我々は箸も使うし、フォーク・ナイフも使う。臨機応変に上手く使い分けています。それでいいんだと思います。”ケータイ”も所詮道具ですから。

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ただ、
ドコモ、スマートフォン向けソフト配信 収益確保へ専用サイト新設 (Fusi Sankei Biz i)
は微妙なニュースでした。

この記事を引用して書かれているiPhone 3G Wiki blogさんの「docomoからiPhoneが出ない理由」という記事、うなずきながら読ませてもらいました。
Andriod携帯を発売することで、Googleという他人様のプラットフォームに乗るのを是と考えておきながら、その人様のプラットフォームの上ででも「自社の商売のカタチ」を加えてしまおうというやり方、どうみても上手くいくとは思いません。
「世界標準」ベースのスキームに「iモードの様なガラパゴスモデル」をオントップで載せるごちゃ混ぜは煩雑さを増すばかりです。「Androidは箸でも食えるのか?」といったところでしょうか?

iモードにもすばらしいものはある。おサイフも楽しい可能性をもったインフラだ。ここは自信を持ちましょう。その上で、Androidとの付き合い方は「国際ルールの中で」冷静に考えて欲しいものです。

技術的な部分でも、ユーザー体験の部分でも日本は世界的に注目を浴びる市場です。世界的な潮流をちゃんと踏まえた上で、その変わろうとしている新しい潮流の中で、また日本らしい役割を果たしていって欲しいものだと思います。
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