
スピードの向上の恩恵で、これまでに何度か私の生活の中での意識が変わったことがあります。
■家のインターネット回線がADSLから光に変わったとき
iTunes Storeでアルバムを購入した時に、そのダウンロードのスピードが「CDをリッピングするスピードよりも速い」という事実に直面し軽い衝撃をうけました。「こんなことってあるのか!?」と(苦笑)
CDを買って来てリッピングしてiPodで聴くというのが、それまで以上に、かなり回りくどいことをしている感じがしたのです。
私がiTunes Storeで積極的に楽曲を購入するようになったのはこの頃からだと思います。
■無線LANが802.11bから、gに変わったとき
最初のころのAirMac Expressで802.11gの体験をしました、確か。
最初は802.11bででも、無線になったことで、ケーブルからの解放感・自由、というものを感じていたのですが、やはり満足のいく回線スピードではなかったです。なので、「無線なのだから『有線』より遅い」という意識が離れることはなく「見えないEthernetケーブル」が見えてしまっていました。
ですが、802.11gに変わり、私の満足の閾値を超えたんですね。そのときからEthernetケーブルが「本当に」見えなくなり、NotebookのMacは本当に、私にとって気軽にどこでも持ち運べるNotebookになりました。
■そして、iPhone 3GS
iPhone 3GSは本体内部の処理速度の向上に加え、3G回線もiPhone 3Gのときは半分に抑えていたHSDPAのスピードを7.2Mbpsにしたということもどこかで目にしました。
私が今のところ使っている行動範囲が恵まれているのかもしれませんが、確かに3G回線でネットにアクセスしていても殆どストレスを感じません。これが「Wi-Fi圏外でもやれることなのか!?」と驚いています。
もともとiPhoneのコンセプトだったのでしょうが、今、iPhone 3GSを手に道端でサクサクネットにアクセスしていたりすると、改めて「こいつは、どんどん『携帯電話でなくなっていく』なあ」という思いがひしひしとします。
これはもう、れっきとしたMacBookなのでしょう。(いやそれのダウンサイジング版なので”Mac文庫”ですかね?)
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