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TechCrunchの記事
初見:Googleの「似た画像」検索

Googleの社員が勤務時間の20%を自分の自由な研究のために使えることは有名な話ですが、今回のこのSimilar Imagesもその中から出てきたものだそうです。

(話はそれますが、アルファーブロガーの小飼弾さんの本、小飼弾の「仕組み」進化論にはこれとは別の”20%”の話が書かれていて非常に興味深かったです)

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上のTechCrunchの記事では「Apple」で検索してApple社のロゴ(新しいのと、昔のレインボー)とともに果物のリンゴまで見事に区別して検索されている模様が示されています。

このGoogle Similar ImageはiPhotoの顔認識のような光学的特性での検出ではなく、豊富にもっている別のメタ情報で検出される、とありますが、まあ使わせてもらうほうは、それはどちらでもいいこと。

早速、私はデジカメを持っていたりするので「リコー」で検出をかけてみました。

ricoh

一番左上のImageが元画像です。なのでこれがちゃんとしたリコーのロゴなのは当たり前。
で、検出結果はご覧の通り。昨年の夏を思い出しましたねえ(笑)

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iPhotoの「人びと機能」の際も、この手の誤検出の話で盛りあがっていたことがあります。
ただその後、間違って検出した人を手入力で直していったりしたら、どんどん精度は上がっていったと思います。やはり人が少しは教えないと機械は精度をあげてくれないのかなあと思いました。悪い意味ではなく、これがいい意味で「人と機械のふれあい」にもなりました。

Googleのこのプロジェクトも、もっと「人の手」を上手くつかって一緒に「育てる」というアプローチを取った方がコミュニティ的にも盛りあがると思いますけどね。

上のリコーの例で言えば、現状のアルゴリズムでは非常に困難な区分でも、私が「これはリコーという会社のロゴで、こっちは北京オリンピックのマークですよ」と打ち込める欄が着いていれば善意的にでも参加するのにな、と思った次第です。


▼みなさんもあそんでみてください。
http://similar-images.googlelabs.com/
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