- 2009-03-19 Thu
- 雑感その他

(画像はhttp://events.apple.com.edgesuite.net/0903lajkszg/event/index.htmlより拝借)
着実な進化というものはこういうことを言うんでしょうね。
まあOSなんですからそういうものなのでしょうが、結構ユーザーのことを聴いているなあ、というのを実感します。なので、より受け入れられやすいのでしょう。
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サブスクリプションなどに有効な「In-App Purchace」は課金システムの話だけに、今後のアプリの動向に大きく作用しそうだと思います。例にも出ていた、定期発行の書籍などには有効になるかもしれませんね。
一発屋に終わらず、定期的にもちゃんと金を落としてくれる懐の深いアプリにしていかないといけないということですかね。
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あと注目したのは、スピーカーにiPhoneを挿して音楽を聴く例などが出ていましたが、サードパーティが出した商品とダイレクトに関係するAppを作れる、という話です。
iPod shuffleのリモコンがらみの話は、ちょっと「えぐい」なあ、と思っていましたが、今回のこの話は、サードパーティにとって大きなモチベーションになることは間違いないでしょう。
代表さんのお持ちのVictorのAlneoには「テストトーン」を発する機能まで付いていて、挿したヘッドホンとの兼ね合いも考えて最大限に音をカスタマイズ出来る機能とかがついていますが、高級ヘッドホン各社にも専用のアプリを開発してもらい、「自社のヘッドホンで聴くときにはこのイコライザで」みたいになればよりおもしろいですね。
まあ、いずれにしてもアプリをつくるベンダーも、ハードをつくるベンダーもどんどん「iPhoneエコノミー」にずぶずぶ足をつっこんでくる、そんな近未来を予想させるものでした。
”This Summer”が楽しみですね。
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