
(画像はEngadgetより拝借)
Keynoteを毎日のように繰り返し見てますが(苦笑)、凄い商品を続々と発表したわりに、私個人的にキーノートスピーチそのものに対し「なんか締まりがないなあ、、」と感じていました。
ということで気づいたのは、名フレーズ「One more thing」が無かったことかなあ、と思いました。
4つの話を「1」「2」「3」「4」と淡々と示した感じでした。
もちろんJobsのプレゼンはいつものように非常に勉強になるプレゼンでしたが、「水戸黄門が最後に出す印籠」(大谷和利さんの最近の著作より)のような「予定調和」「お約束」感のあるこのフレーズが聴けなかったのは残念でした。
「お約束である」以上、このフレーズの後には全く想像もしていなかったようなサプライズがでてイベントが最高潮になるんですけどね、、、
アンコールのないコンサートのような感じでした。
ただ、それに近いものを今回別のところで感じました。「By the way」です。
iTunes Movie Rentalsの発表をしてそれに参加する映画会社の紹介のシーンです。
最初の資料ではまあそんなに大きな映画会社ではない会社(私はMGMしかしらないです)を紹介した後に、ペロッとページが上から折れ、下記の6つのメジャーレーベルが出てきました。
「By the way, these six,too.」
クー、カッコイイ!! 会社で使いたくありません!?(笑)
個人的に勝手に「バイザウェイプレゼン技法」と名付けました。

(画像はKeynoteより)
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コメント
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どもです!
「By the way = ところで」
でしたっけ?さりげなくて良いですね。
僕、実は多くの人の前で喋るのが苦手なんですが、自信に満ちあふれたジョブズのキーノートは「いつも凄い!」と思いながら見ています。
そう言えば今年は「One more thing」という始まりは無かったですね。
私も、冒頭で「四つ」と言うってことは、絶対五つ目(One more thing)があるのかと思ってわくわくしていました(苦笑)。Airで興奮はしたものの、ホントに四つで終わってちょっと拍子抜けしちゃいました。
SeireiKさん>
そうですよね!最初に4つと言って本当に4つで終わるのは、他の人なら許せますが、Jobsだけは許せません(笑)
Retroさん>
さりげなく「By the way」と言って、すごいこと(メジャー6社)を見せる。この「落差感」がたまりません!
もうこういうプレゼンみると、いつもヨダレがでます(笑)