
(画像はAppleより拝借)
アルミ・ガラスと来たら、ついにはこれなんですかね!?
パソコンにカーボンファイバーとはホント恐れ入りました。(AppleInsider)
でもこれは本当でしょうか?私がそう思うのは下記の2点です。
■MacBook Airの目指すもの
これは初代の発表のときのキャッチですが「World Thinnest」だったはず。決して軽さではないです。確かに1.36キログラムがこのMacに”似合う”軽さでないことは私も納得するのですが、こういう新素材をどう理由付けして説明するのでしょうか?
そもそもAppleの新製品は「以前の製品より薄い」というのがJobsが必ず言っている程重要にしていることだと思います(iMacやiPod nanoもそうでした。iPhone/iPod touchはちょっとラウンド形状のため微妙でしたが)。
■リサイクル性
最近Jobsは新製品の環境対応について独自の”チェックシート”をよく使っています。エコの観点の一つにはもちろんリサイクル性も重要な要素としてありますが、Wikipediaによると、カーボンファイバーは、
>耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性、耐引張力に優れ、アルミニウムなどの軽い金属に比べてもさらに軽量である。短所としては難加工性、製造コストの高さ、リサイクルの難しさが挙げられる。
製造コストの高さは対象がMacBook Airなのでまあいいとして(苦笑)、また難加工性に関してはエンジニアにとっては「1枚アルミ削りだし」に続く新しいチャレンジングなテーマなのでこれもまたいいとして、結局リサイクル性の問題が残ることになります。
(電気伝導性に優れる、というのもちょっと気になるというか怖い気もしますが、、)
航空機にカーボンファイバーを使うというニュースがあり、これは「軽量化により燃料の節約」という話として環境性能を謳っていますが、MacBook Airも全部空輸することにして、軽量化で燃料節約に一役買う、というのが”オチ”でしょうか?(笑)
「これがホントの"MacBook Air"でござい」なんてダジャレにもなりません(苦笑)
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しかし、前回のMacBook・MacBook Proの発表の際、MacBook Airも内容はアップデートしたものの、ある種「置いてけぼり」感があったのも確かです。
なにがしかの発表を年明けのイベントに期待したいと思います。
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