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KlipschX10

衝動買いの記事を書いた日から数日が経ちました。

エージングも進み、ちょっと個人的な感想を書けるようになったので書こうと思います。
尚、比較対象はUltimate EarsのTriple fi 10Proです。
両方買っておいていうのも変なんですが、私には10Proに「マイベスト」の位置にいて欲しいと変な思い入れがあります(苦笑)これを買うときは本当に清水の舞台から飛び降りる感じでしたので、、、

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で、個人的な評価ですが、やはりX10は、フルレンジ、しかもバランスド・マイクロ・アーマチュアとしては信じられない周波数特性を再現してくれます。

エージングが進むにつれ、最初はならなかった低音もどんどんなるようになり、10Proに追いつくか!?というところまで来たのですが、まあ98%程度、ということにしておきましょう。
「残り2%」はトッカータとフーガなどで演奏されるパイプオルガンを聞くとよく分かるのですが、低音は出るには出ますが「超」重点音が出ない、という点です。

また、チェロを聞くとよく分かるのですが(私はバッハの無伴奏チェロを聞きました)、低音の分解能に差が出ます。低音の艶にちょっと欠ける、というか、そんな感じです。

ただ、これはかなりハイレベルの戦いのような気もします。もしかしたら、その日の体調次第でも印象が変わってしまうかもしれません。

でもとりあえず、「やはり総合的な音質は10Pro!」という結論であったので私的には満足です。

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とはいいつつ、この小ささと独特の楕円形のイヤーピースのおかげで、耳に掛ける必要もなく、ただ挿してちょっとクリクリッと回して良いポジションを見つけたらもう抜ける心配もない安心の付け心地のX10も便利でなかなか捨てがたいですよ~~。

低音の話を書きましたが、基本的には全音域でバランスド・アーマチュアのもっている繊細でキレのいい音がかなりのハイレベルで聞けるいいイヤホンだと思います。

ケーブルは細くちょっと心許ないので、取り扱いにはかなり注意が必要です。


商品のページ


【追記】
イヤーピースについて別記事をエントリーしました。
コンプライ T-100とKlipsch Image X10
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