現在先行販売中のKlipschのImage X10をビックカメラで購入しました。
7月25日から始まっている先行販売は代理店のネット直販とビックカメラ・ソフマップだけです。普通この手の商品が限定販売となるとApple Storeで販売、と言うのが定番のような気もするのですが、めずらしくビックカメラ・ソフマップ限定です。おかげでポイントが付いていいのですけど(笑)

このイヤホンは信じられないところが2つあります。音質と大きさです。結構本質的な部分です。

この写真はUltimate EarsのTriple fi 10Proとの比較ですが、大きさが全然違うのがおわかり頂けると思います。
Triple fi 10Proはその名の通り、バランスドアーマチュアが3基搭載されています(高音用1基・中低音用2基)。そのためハウジングがかなり大きくなってしまいます。
バランスドアーマチュアは、ダイナミック型と比べ非常に繊細な音を再生すると言われていますが周波数特性が広くないというネックがあります。なので、幅広い周波数を再生するには高音用と低音用のドライバを搭載する必要があります。
、、、と聞いていたのですが、
このImage X10はドライバは1基しか搭載していません(つまりフルレンジです)。なのに周波数特性がとても広く聞こえます(データは非公表っぽいです)。本当に信じられません。
Triple fi 10Proと比べると高音側はまったく差はありません。低音側は買ってすぐの時点ではTriple fi 10Proの低音の7掛け程度でしたが、10数時間エージングした今では9掛け以上に近づきつつあります。もしかしてそのうち追いついてしまうのでしょうか、、もしそうでないとしても現時点でもかなり衝撃を受けています。
さらにはKG926 バランスド・マイクロ・アーマチュアと呼ばれる、その小ささ。
音を聴いていて受けるその衝撃は、個人的には「初代iPod nano」以来のものでした。
この音質とこのサイズを合わせて考えると、なにか「超えたもの」を感じます。
■■■

写真が大きすぎますが(苦笑)、もう一つの特長がこの「楕円形」のイヤーピース。このおかげだと思うのですが、私の耳にはジャストフィットです。
このイヤホンは耳かけがないのでイヤーピースを耳に刺して支えるしかないのですが、全然不安定さを感じません。
次期iPodは音がさらに良くなるといいですね!
【追記】
このイヤホンのレポート続編はこちら。
【さらに追記】
イヤーピースについて別記事をエントリーしました。
コンプライ T-100とKlipsch Image X10
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コメント
コメントがありません。
おおっ!クリプシュのイヤホンですね!
しかし小さいですね...f(^^)
僕は何気にCustom-3が良いなぁなんて思っていたのですが、エージングで低音が出るようになればImage X10は素晴らしいイヤホンになりますね。
このimage X10はインピーダンスが50Ωとの事なんですが、iPodとの相性はどうですか?
こちらのサイトに影響を受けてTriple fi 10Proを買って大満足だったんですが、このんなに小型で素敵な商品を紹介されてしまうとは!
今後のエージングで低音がどうなるのか非常に気になりますねぇ。
レポ楽しみにしています!
こんばんは。
インピーダンスとか気になるところがあったので、ビックカメラで店の配線を強引に抜いて自分のiPodに差し替えてチェックしました。音量は大きめになりますが全然問題ないです。本文に書かなかったですけど、音漏れは皆無に等しいですよ!
「ご購入カード」(レジまでお持ちください、というあれです)を口にくわえて「購入意欲みえみえ」でやっていると結構見逃してくれます(笑)
非常にすいません。私イヤホンに関しては病気だと思います(苦笑)
でも10Proを知っているかたには、ぜひ比較試聴をして頂きたいと思います。買う買わないは別にして「純粋に技術への感動」がそこにはあると思います。
レポ継続します。
んん。
レビューは非常にわかりやすくでいいですね♪
でもipodで聴いてる時点で、ある程度音質は落ちますよ?w
音質にこだわるのなら、
ウォークマンでなくちゃ……www
同じイヤフォン・ヘッドフォンでもだいぶ違いますからね~
二年程前にオーディオの知識が無い(
現在でも同じままですが)素人の私が人生で初めて購入したイヤホンがこのX10でした。この機種を選んだ理由は私の耳の穴の大きさの関係なのか他社のカナル型イヤホンの装着感に全くといって良いほど馴染めず、カナル型イヤホンの購入を諦めかけていた頃にたまたま手に取ったX10の優れた装着感のおかげで無事にカナル型イヤホンを購入することができました。なので音質云々以前に私にとってカナル型イヤホンはほかに選択肢がありませんでした。その後、イヤホンの専門店に行き、装着感を我慢しながらも他社のイヤホンを低価格機からX10の数倍の値段はする高価格機まで散々視聴しましたが、私の耳に一番心地良かった音を出すイヤホンが偶然にもX10でした。私にとって音質・装着感共に一番合っているカナル型イヤホンであるX10。あの時に正に清水の舞台から飛び降りるような気持ちで購入して良かったと今でも思います。
コメントありがとうございます。おそらく耳の穴がかなり小さくていらっしゃるんですね。
X10は確かにそういう方には「最後の砦」になるイヤホンだと思われます。
しかし、あの小ささであの素晴らしい音質。本当にすばらしいイヤホンだとつくづく思います。