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AtoK2008

日本語入力が重要なのはいうまでもなく、私はその中心に最近ずっとATOKを据えています(MacでもWinでも)。

正直、毎年のバージョンアップに対して「オカネを払ってまでアップグレードする価値はあるのか」と、新製品の案内がきてその機能アップ表を見ていて思うのですが(苦笑)、結局、続けて使用しているものの弱みというか、よく使う道具は多少の改善であっても「少しでもいいものがでたら、それを持っておきたい」という気にされられます。

ということで「ATOK 2008 For Mac」をAAA優待で、かつダウンロード販売で購入しました。ここまでやれば結構割安感はでます。

この記事はそのATOK 2008 For Macを入れて初めて打っている文章です。

【印象1】
全体的に文字を打つのがスムースになった感じがします。
Leopardへ最適化されたおかげでしょうか?
私の環境(MacBook Pro Early2008 2.5GHz Memory 4GB)で、ずいぶんその感じを受けます。これだけでもかなりストレスフリーになります。
私は文字入力が遅い方(タッチタイピングがちゃんとできないので)なのですが、それでも体感速度の向上を感じるので、入力の速い方が使われるともっと実感されるのではないでしょうか?

【印象2】
ATOK 2006で導入された「ロジ担」変換機能(詳細は以前の私の記事を参照してください)が地味ながら気に入っていたのですが、今回もそれに近い機能が実装されています。

それが「亮君」変換機能。「りょうくん」ではデフォルトでは「亮君」と変換されません。
「りょう」と打って「亮」に変換。そのあと「くん」と打って「君」と変換。これだけやれば、次回からは「りょうくん」と打てば「亮君」と自動的に変換してくれます。

最近の辞書のインテリジェンスの傾向として、日常用語を間違えずに変換する、というのが結構当たり前になってきた中で、「固有名詞」というか「その人しか使わない言葉、ただしその人は頻繁に使う言葉」をちゃんと覚えておくという「個々のカスタマーへのしっかりした対応」というのがキーになってきていると思います。
地味目な機能かも知れませんが、このあたりの充実は使っている側からすると凄い使いやすく感じます。

■■■

大げさに言えば、パソコンに置けるインプットメソッドというソフトは、使っているユーザーの「文字入力におけるLife log」を如何に押さえておくかというのが生命線です。
「文字を打っている人のことを100%理解できるかどうか?」というのがこういうソフトの究極目標でしょうね。

■■■

iPhone/iPod touch用には出ないでしょうか?(笑)
「あいふぉーん」と入力して変換しても「iPhone」は候補に挙がりませんでしたから、まだ考えていないのでしょうね(苦笑)


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コメント

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実は

僕の所にもジャストシステムからメールが来て検討していたのですが、優待の期限が切れてしまいました。

でも実際には進化している様ですね。
「egword」亡き今、日本語のインプットメゾットはやはりATOKのみかもしれませんね。(^^)

>>全体的に文字を打つのがスムースになった感じがします。
Leopardへ最適化されたおかげでしょうか?

ヤバイです...
これが決定打になりそうです...f(^^)


  • dbacks51@「モノが好き」2
  • URL
Retroさん>

実際速くなっていると体感できますよ!
2回書いたので、もう後戻りはできないでしょう(笑)

MacとWinで同じATOKというのも実はポイントが高い気がしています。
同じ操作性で文字を入力できると、OSの壁も越えてしまうくらい便利ですし。

  • (無記名)
  • URL

いつも興味深く読ませていただいております。
自分も長年Macを使ってきましたが、最近ことえりが自分の名前を間違って覚えてしまい、イライラしていました。そんなときにこちらの記事を読んで刺激され、ATOK買ってしまいました!まだ使いたてでこの文章を打っていますが、文字変換の回数が圧倒的に少ない気がします。操作感もことえりと違和感がほとんどないですね。導入大正解でした。

バージョンアップ、お布施?

私も“ATOK 2008 for Mac”を早速インストールして使っています。
しかし、どれくらい賢くなっているのか、よくわかりません。
毎年「お布施」のように、バージョンアップ料金を支払い続けています。
払い続けないと、ジャストシステムが、Mac版のATOKの製作を中止しそうで怖いのです。

そういえば以前、数年ぶりに翻訳ソフトをバージョンアップしたときには、賢くなったのを実感しました。
そのソフト、ずっとバージョンアップを先延ばしにしていたのですが、製作している会社が、民事再生法の適用を受けるようになってしまいました。
やっぱり、バージョンアップを続けてあげなければ、いけなかったんでしょうか (^_^?

  • dbacks51@「モノが好き」2
  • URL
無記名さん>

ありがとうございます。
導入され快適になったようでなによりです!

私は逆にことえりを使わなくなって久しいのですが(ことえりもそれなりに賢くなっているという噂ですね)、私が感じるATOKの最大の魅力は、いろいろなカタチで打った入力文字を覚えてくれることです。記事中にも書きましたが、今回の「りょうくん」変換はかなり使えるのではないかと感じています。

  • dbacks51@「モノが好き」2
  • URL
Oriさん>

お布施感覚は、私もあります。
おっしゃるとおりATOKはWin版や携帯版含め多様な機種用にLine-upをもっていますから、お布施をしないとMac版を止めてしまう可能性もあるかもしれません。egbridgeの例もありますし、、、(苦笑)

賢くなっているかどうかはしばらく打ち込んでみないとわからないと思いますが、Leopard完全対応で入力そのものはスムースになったと感じませんか?これだけでもバージョンアップをしたかいがあったと私は今感じています。

でもよく言われますが、インプットメソッドというソフトは少しずつ馴染んでくるので、使っていてある日突然「こいつ賢いな」と感じることはすくないと思います。その代わり、もし不慮の事故で辞書ファイルとかを失ってしまった際にありがたみを感じるんですよね、、

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