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携帯キャリアのビジネスモデル


孫正義

(画像はCNETの記事より拝借)

株主総会ではかなり威勢のよかった孫さんのようです。
その中でも触れられていましたが、携帯キャリアのビジネスは「もしもし、はいはい」の通話料からデータ通信料による収入への依存度が高まると思われます。ここはわたしも激しく同意です。

まだシェア3位のソフトバンクモバイルなので、今後も純増数を上げていき「シェアを拡大すること」でビジネス規模は拡大していくことになります。iPhone 3GをGetしたことも大きいと思います。

でもまだ先の話なのでしょうが、ソフトバンクモバイルのシェアが大きくなっていき、例えばドコモぐらいになった時には大丈夫なのかな?と思うのです。


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通話料に関しては、分かりやすくて人気の「ホワイトプラン」。
9時から1時、というゴールデンタイムの通話料収入だけには今後も期待できますが、それ以外はソフトバンク同士は無料。メールはずっと無料です。
今は数人に一人がソフトバンクなので「運良くソフトバンク同士」になる確率はまだそれほどでもありません。ただシェアが上がるとどんどんこの通話料収入も減っていきます。

さらに最近導入したホワイトコール。家庭のBBフォンとの通話が無料になります。実際携帯と固定の間の通話料は結構バカにならないので、このプランの導入のインパクトは決して小さくありません。このプランもシェアが上がる程収入が減ります。

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通信料も、iPhone 3Gの専用プランは「いきなり上限」の極端な例ですが、各種ある他のプランも基本的には上限があり、収入にも「理論的な限界値」があります。
それよりも、もし「モバイルコンピューティング」が大ブレークしたら、インフラの整備が大変でしょう。今でもそんなに充実しているとは言えないですから。

つまりネットワークという「土管」は、整備増強の費用だけはかかるものの、その中にいくらたくさんの水が流れようとも、収入はその設備投資に比べて費用対効果がどんどん減っていくという流れになります。

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じゃあ、端末というハードウェアか、土管に流れる水(コンテンツ)やそれを楽しむアプリで金を取るというしか今後は道がないと思うのですが、iPhone 3Gをみる限り、Appleはハードの部分は自分のところでごっそりもって行っており、コンテンツ・アプリに関してはSDKで世の中に解放しました。

iPhone 3Gの世界観がすばらしい、と感動している孫さんですが、ソフトバンクモバイルとしての長期戦略は大丈夫かな?と、株主総会の記事を見ていてふと思いました。

ただこれは他のキャリアにも言えることだとは思いますけど。


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Comments: 2

mand URL 2008-06-27 Fri

ソフトバンクはボーダフォン買収の金額がかかりすぎて中身は火の車のようです シェアはあがってるのですが ホワイトプランのせいで収入増加には結び付いてないし 確かにiphone導入には感謝ですが極端な話業績悪化で身売というのも長期的にはありえないとはいいきれません とりあえず今iphone購入して楽しみ 2年後バッテリーの持が悪くなるころに新型のiphoneがDoCoMoからでていれば乗換えるというシュミレーションをしてます .Macアドレスをメインにiphoneを使えば 通信会社はいつでも切り替えられますから あとは端末代の支払いだけは済ますのは当たり前ですけど

dbacks51@「モノが好き」2 URL 2008-06-27 Fri

そこまで読まれているんですね。。深い。
そこまで考えられた上で今回このiPhone 3Gを買う、というのはすばらしいと思います。

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