
(画像はAmazon.co.jpより拝借)
元ネタは雑誌日経ビジネス6月2日号の87ページなのですが、「著者に聞く」というコーナーで、アメリカスタンフォード大学の教授でロバート・I・サットン氏のインタビュー記事が取り上げられています。
上記は氏の書かれた本の、最近日本語訳が出版された本だそうです。
この本は米国その他ではベストセラーになっているそうです。
原題は「The No Asshole Rule」(クソッタレ撲滅ルール)。職場いじめなどを解決するために「クソッタレ」にどう対応していくかという内容の本だそうです。
タイトルそのものが原題も日本語訳もわりとくだけたものですが、この方は組織行動学や組織心理学に精通した米国の著名な学者さんだそうで、論理に基づいて例をあげながら明快に説明していく方だそうです。
まだ買っていませんが「欲しいモノリスト」に入れておきました。
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彼の定義する「クソッタレ」はいろいろあるそうですが、大きくは以下の3つだそうで、
・誰彼と無く怒鳴り散らす人
・にらみつけたり、まるで目の前に存在しないかのように無視するタイプ
・陰口を言うなどこそこそと何かをする人
だそうです。
実際に実践もされているそうで、例えノーベル賞をとった人でも「クソッタレ」なら大学の教授には雇わないそうです。
このインタビューの最後の部分を引用します。
世の中には「クソッタレ」だからこそ成功した人も少なくありません。その代表例としてよく名前が挙がるのが、米アップルのスティーブ・ジョブスCEO(最高経営責任者)です。
彼が癇癪を起こして暴言を吐いたという話は枚挙に暇がありません。一方で、彼が部下から驚くほどのやる気と創造性を引き出すことは、衆目の一致するところです。ですが、私は彼にいかに才能があろうとも、その態度を我慢する気にはなれません。
考え方は徹底されているようで、、、(苦笑)
▼本の紹介
あなたの職場のイヤな奴
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