アイキャッチ画像
MDR-NC500D

(画像はsony.jpより拝借)

またヘッドホンを買ってしまいました。ソニーの世界初デジタルノイズキャンセリングヘッドホンMDR-NC500Dです。

ほぼ延髄反応的に買ってしまいました。
AIDMA的に言うと、ほぼA(Attention、注意喚起)→A(Action、購入)一直線です。
AIDMAを提唱したサミュエル・ローランド・ホールさんもびっくりでしょう(笑)

発売は4月21日なので「予約受付中」だったのですが、Sony-Styleをクリックしておいたら今日到着しました!
「Available Today!」のAppleも真っ青の「発売日前商品到着」です。

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大きな段ボールに入ってきたのですが、開けてびっくり、本当に中身の箱も大きかったです。

大きさ比較


ふつうこの手のヘッドホンの梱包の倍のサイズはあろうかというくらいです。

でも箱の中身がスカスカではなく、この箱の大きさに見合ったヘッドホンケースが入っています。このケースには、ヘッドホン本体のみならず、ACアダプタ、長短2種類のケーブル、単3乾電池で聞くためのケースつきケーブル、サイズ変換プラグ、航空機用プラグ、単3乾電池そのものなど、いろいろなアクセサリをすべてちゃんと入れられるなかなかのものです。

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あとおどろいたのは、Apple商品と同じくらい丁寧なシール貼りです。

シール


ぼけた写真で恐縮ですが、ソニーロゴの上にシールが貼ってあるのがおわかりになるでしょうか?私が知る限りここまで丁寧な処理がされた商品はみたことがありません。

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音質については、今エージングを開始したばかりなのでしばらくしてまた書きますが、第一印象としては、アタック音に強い歯切れのよさが印象的です。特にピアノはキレイでした。
また全域にわたって非常に締まりがあり、低音も量感豊かな割に「だらー」とした感じがありません。バスドラム、ベースなどもカチッと鳴ります。

「ソニー=ドンシャリ」というイメージが結構あったりしましたが、このヘッドホンはバランスがいいと思います。エージング後に期待がもてそうな予感がしています。

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肝心のノイズキャンセリングについては、驚きの一言!
今家で聞いているので屋外はどうなのかはまだわかりません。
ただ、私の家では熱帯魚を飼っていてエアポンプのブーンという音とかが結構耳に付くのですが、これがすっかり消えます。99%と書いてあるのに偽りはない感じです。
ノイズキャンセリングには3パターンあるのですが、ボタンを押すと周囲のノイズを聞き取り自動で最適なパターンになってくれるので、操作性の問題はありません(手動もできるようですが)


ちょっと残念なのが、ホワイトノイズ(サー、という高めのノイズ)が少し乗ることでしょうか。。音楽を聴いている時は全く気にならないのですが、ケーブルを抜いて「無音」だけを得たい、という場合にはちょっと気になるかもしれません。

ただ、ノイズキャンセリングの効果もあって、これで音楽を聴いている時は各楽器の空気感を感じることができたり、特にクラシックの曲に時々ある「無音部分、もしくは限りなく無音に近いピアニッシモ」の瞬間を凄くリアルに感じ取ることができます。これは全く持って新しい体験でした。

音漏れとか、もっといろいろ調べたいこと(これは一人では実験できないので)もあるのですが、そのあたりも含め、また報告します!


▼商品のページ(ソニー公式サイト)
MDR-NC500D

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コメント

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ごっ、ごっ、

五万出して買ったとですかぁっっっっっっ(ビックリ&大脂汗)!?

先日AV Watchのレポートでも良い感触が書かれていましたが
やはりBose QUIET COMFORT越えは事実でしたか(汗)...

モノさんがAIDMA越えで即行動に移せる資金力がウラヤマピイ(爆)...

+.kだいひょうさん>
お金の話は、請求書がくるまで言わないでください(苦笑)それまでは忘れていたい。
実はMacBook Proの請求もまだ来ていないので気持ちが大きくなっているのかもしれません。

ヘッドホンは似たような値段のUE 10Proで打ち止めにするつもりだったのです。
音は確かにいいですが、カナル型なので耳殻?耳たぶとかから拾った音はどうしても入ってきます。
クラシックを聞くようになってずいぶん贅沢になったのかもしれません。水準以上の音でかつ「道を歩きながらショパンを聴きたい」と思っていたのです。
また実際に一度交響曲のコンサート行ったのですが、音楽が始まるまえのあの一瞬の静寂の緊張感には参りました。ロックのコンサートとは決定的にそれが違います。聴衆含め固唾をのむ瞬間。、、これは感動のです。これも再現してみたかったです。

それにはどうしてもオーバーヘッド・かつノイズキャンセルしか選択肢がなかったです。
これまでのそれなりの価格のノイキャンは音声信号までキャンセルしているようなものが多かったですが、「世界初デジタル」ということ、「99%カット」という言葉この2点にころっと来ました。

昨日今日聞いていますが、損をした気はしていません(お金はいずれ出ますが)。

MacBook Pro、Time Capsule、ヘッドホン、Ricoh GR Digital II、ケータイと確かにそうとう来てますね。もう買えないかも(笑)。
MacBook Proがもちろん一番大きな出費ですが、これがしっかりした長く使えそうなものだったので(飽きも来ませんし、性能には十二分に満足)、これ以上大物の出費はないでしょう。

モノを買うのはいいのですが、存分にその価値に見合うだけ使い倒しているのか、というのがいつも気になっています。モノは欲しいですが、「買うことだけが楽しみになっているようでは」作った人に申し訳ないですよね。
このブログも「○○を買いました!」という記事ではなく「買った○○を使っていてこういういい思いをした!」とか「こんなあたらしい体験ができた!」という記事を充実させて行かねばならないと思っています。

モノさん

素晴らしい(感動)!!

>モノを買うのはいいのですが、存分にその価値に見合うだけ使い倒しているのか、というのがいつも気になっています。モノは欲しいですが、「買うことだけが楽しみになっているようでは」作った人に申し訳ないですよね。

う~~~~ん、素晴らしい...

>このブログも「○○を買いました!」という記事ではなく「買った○○を使っていてこういういい思いをした!」とか「こんなあたらしい体験ができた!」という記事を充実させて行かねばならないと思っています。

これまた素晴らしい...

>クラシックを聞くようになってずいぶん贅沢になったのかもしれません。水準以上の音でかつ「道を歩きながらショパンを聴きたい」と思っていたのです。

おおぉぉぉっっっっっ!!これはまた凄い要求ですなぁ(汗)...

>また実際に一度交響曲のコンサート行ったのですが、音楽が始まるまえのあの一瞬の静寂の緊張感には参りました。ロックのコンサートとは決定的にそれが違います。聴衆含め固唾をのむ瞬間。、、これは感動のです。これも再現してみたかったです。

う~~~むぅ...これは本当に良い意味での贅沢を知られましたねぇ...
ただクラシックを聴きだすと湯水の様にオーディオに札束が消え...
カメラにハマりだしても湯水の様にカメラやレンズに札束が消え...
人生借金と悩み事が尽きる事がありませぬ(冷汗&笑)...

恐縮です。(苦笑)

お金はこういう意味に使うのであれば結構有効だと思うのですよね。
ただ自分も成金ではないので、
Mac Proの超カスタマイズモデルや、本体だけで20万を超えるデジタル一眼や、真空管アンプの本格オーディオシステムや試聴ルームとかまでいかない、「プチ贅沢」でなんとかやり過ごしているつもりです。
作った人の想いを感じ、それに受けてあげればいいかな、と思います。

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