Appleの公式発表にあった通り、iTunes Storeがついにウォルマートを抜き、全米第1位の音楽小売業者となったことを発表しました。
2003年4月28日なので、開始から5年弱での快挙だそうです。
CDの場合、1982年に発売が開始され1986年にはLPの販売枚数を追い抜いたそうで、こちらもくしくも5年で追い越しました。
今回のiTunes Storeの首位奪取は、必ずしも「物理DiscであるCD」を抜いた訳ではないかもしれませんが、早晩そうなることは間違いないと思います。
いずれにしても、こういう変化は結構「あっけないなあ」というのが個人的な感想です。
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こんな中、私は相変わらずCDを買い続けており(苦笑)、先日コンサートに行ったBoz ScaggsのCDがまもなく到着したりします。

(画像はHMVより拝借)
だって「DSDリマスタリング」って書いてあったので、、(苦笑)
もちろんオリジナルCDは持っていますが、DSDリマスター、と言われるといてもたってもいられないです。
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個人的に思うことは、願わくば、音楽流通は大きく二極化していって欲しいということです。
iTunes StoreやAmazon MP3などからは「欲しいと思ったら欲しい曲が欲しい場所ですぐに手に入る。iPodで手軽に持って出かけられる」というすばらしい体験を。
CDというお皿はもっともっと「高音質化に磨き」をかけ、それを楽しみにしている人により豊かな時間を。
どちらもすばらしい体験だと思います。
両方がうまくやっていき、我々消費者にとってはより選択肢が増えることを祈ります。
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コメント
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流通経路から在り方を振分けるなんて視点が素晴らしいです(感動)。
確かにCDは「高音質に磨きをかける」とか「持つ喜び」を伸ばして行かないと
生き残ることさえ難しくなって来るかもしれませんねぇ(汗)。
ただ、現在の調子でiPodがだんだんと高音質化して行くうちにユーザの方々
の中にはその価値に気が付き高音質なメディアでの視聴を望む方々も
出て来るかもしれませんよ。
話は変わってTOTOの来日メンバーの中にJoseph Williamsが居たとは...
是非聴きたかったっす...さらにDavid Paichがここ最近参加していなかったとは
知りませんでしたよ(汗)...さらにさらにMike Porcaroまで病欠とは...
みんな歳を取ったんだねぇ(号泣)...
+.kだいひょうさん>
みんな、50過ぎですから、ガタもくるでしょう(苦笑)
Joseph Williamsはなかなか頑張っていました。Boz含め5人のボーカルの中で一番声が伸びていましたね。あとの方々は結構無理が来ていて、メロディーラインを変えたりして高音が出ないのを隠したりしていましたね。Bobbyはその中で一生懸命叫んでいましたが、血管切れそうでしたね(笑)ちょっと音痴っぽかったし。
楽器の演奏はみな衰えていない感じでしたが、「声」という楽器だけはどうにもなりませんな、、