
(画像はAmazon.co.jpより拝借)
Life is Beautifulで有名な、元MSエンジニアでアルファブロガーでいらっしゃる中島聡さんの本です。現在はUIEvolutionの代表をされています。
この本、Amazon.co.jpで予約をして購入したくらい期待していた本でした。
いろいろあり、現在に至るまで前半しか読了していません(前半より分量の多い後半は、ひろゆき氏、古川享氏、梅田望夫氏とのそれぞれの個別対談です)。
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くだんのブログの中で”発見”された「User Experience」の最適な日本語訳として「おもてなし」という言葉を提唱された方ですが、それが現代用語の基礎知識に載ったという自慢?(笑)から話は始まります。
Jobsの「すごさ」についても、「ギーク族をその気にさせるのが一番うまいスーツ族」という捉えられ方で表現されています。確かにそんな気がします。
EXPOなどでのイベントでも会場の人間をあんなに虜にしてしまう話術があるのですから、自社内のエンジニアがあの口調で口説かれたらやる気にならないわけがありませんよね(笑)
ただ口説かれたあとのエンジニアは不眠不休になるわけですが。。(苦笑)
もちろん「話術」とは言っても、その言葉が人のこころに響くのは、その裏に明確なビジョンがあってのことであり、その自信の裏付けがないといくら言葉巧みでも見抜かれてしまうものだと思います。特にAppleの優秀なエンジニアにはそれはすぐに理解できるでしょう。
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中島さんは、もうひとつ現代用語の基礎知識に載せたい言葉として「床屋の満足」という言葉を書かれています。これも非常におもしろい表現です。
まあ、ブログで以前書かれていたので、ご存じの方はご存じでしょうけど私ははじめてその言葉に触れ、非常にうけました!
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ということでまだ後半の3人との対談部分が残っていますが、楽しみに読み進めようと思っています。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)
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コメント
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私もこの本、購入しました。
「ギーク族」のあたり、うんうんって思いました。
「床屋の満足」...う~ん、確かに...
社内で流行らせようかなあ...
tbmasterさん>
コメントありがとうございます。もう両方とも読み終わられましたか?(笑)
「床屋の満足」は私も大変気に入っています。確かに流行らせたいですね。現代用語の基礎知識に載るまでがんばりましょう!