
アップルの法則 (青春新書INTELLIGENCE 195)
読了しました。著者は有名な林信行さんです。
ご自身のブログでも書かれていますが、
>このブログ常連でアップルをよく知っている人が読んでも、あまり真新しい情報はないかもしれません。
正直に書かれています(笑)
ご本人書かれているように、この本は「なんか最近Appleっていう会社が気になるんだけど、、」という人にさっとプレゼントするのが一番かもしれません。
逆に言うと、Appleという会社がなぜ今こんなになっているのかをこんなにコンパクトに順序だててまとめてある本もそうはないと思います。そういう意味では貴重な存在かもしれません。
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最終章「成功の秘密は『インパクト』と『サプライズ』」は林さんの見識による見事な分析で括られています。
私が特におもしろく感じたのが、品質管理のあり方。
普通の会社の品管は「こんなに熱いとやけどする」とか「こんなに薄いと壊れやすい」とか、(正論ですが)ネガティブな方向へ導くことで、商品が最後の最後でとんがった部分がとれて丸くなってしまいがちですが、この会社のそれは逆に、
「こんなレベルでは、まだまだアップルの目指すクールさを十分に発揮できていない」(中略)といった具合に前向きに管理しているときく。
ということだそうです。これこそ「品質管理」ですよね!
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コメント
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はじめまして。
僕も、全部読みましたw
そして、MacUserを増やすべく友達に貸しました;;
Masabeeさん>
まさに目的にかなっていると思います!
この本を通してMac Fanが増えるといいですね。