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適応型オーディオ

私のブログ、副題に「技術者たちが丹精を込め、心血を注いだモノに「感動する心」を持ち続けたい。」と書いています。
製作者の思いを聞く、商品を通じて感じる、というのが大好きです。


AirPods Proのロスレス再生は5GHz通信を活用か、アップル担当者が語る -ASCII.jp

AirPodsの適応型オーディオ、会話感知、パーソナライズされた音量についてAppleの中の人が語っている記事です。

適応型モードの開発はユーザーを外の世界と繋げることがキーなので、一時的に大きくなる(つまり接近する)トラックの音は注意を促すためにユーザーが聞こえなければならず、継続的なノイズである(近づかない)飛行機の音は完全に聞こえなくなっても良いからだ


適応型オーディオは私も状況によってノイキャンと外音取り込みを切り替える程度にしか想像していなかったのですが、キャンセルしてもいいノイズと、ちゃんと聞かせないといけないノイズがあってそれをちゃんと分離している、なんて思っても見ませんでした。

その他、あまり表では謳われていないような多くの工夫について語られています。

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この記事の最後に書かれている一文も印象的でした。

もしiPhoneを使っていて、他社のスマートフォンよりもなぜか使いやすいと漠然と感じたならば、それは知らない間に入っている人目につかない機能の積み重ねによるものだろう。


Apple製品・サービスの使いやすさは、Apple製品のエコシステムがいいから、とかUIのセンスがいいから、とかというのもあるんでしょうけど、やはり根っこには「小さな工夫や配慮などの機能の積み重ね」があるからなんですね、きっと。
「生活者」としての感度も高い、というのもあると思います。



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