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2009年08月21日 Archive

アプリの価格は「ユーザーとともに」進化させる。

MSよりモバイルアプリ開発者へ「1ドル売りで妥協するな」(Engadget日本版)

Microsoftが「App Storeのように1ドルでアプリを売るな」と開発者を説く(gogo-macheadさんのブログ記事)

私も共感する部分が多いです。いろいろな人から&いろいな経路から、すてきなiPhoneアプリを連日のように教えて頂いています。
紹介記事だけ読んだだけでも「へえー、すげー!iPhoneでこんなことができるんだ!」と感動することも多く、さて買おうかと、そのリンクをクリックしてApp Storeに行ってみると、「115円」!値段が値段だけにすぐにクリックしてしまいます。

その後そのアプリを使ってみて「よく作り込んであるなあ!」と実感するアプリに対しては、「これが115円では(私はうれしいけど)作った人にはその労力に報いたことになっているのだろうか?」と思います。
多分その先には、「この才能のある人が、商売ベースに乗らないという理由で、その才能を活かした次のアプリにいかなくなるのではないか」という不安感があるのだと思います。
アタリショックも頭をよぎります。

■■■

かといって、すべてのアプリ開発者がマーケティングのセンスを持っていて、このアプリはもっと高く売れるはずだ、という確信をもてないであろうことも想像できます。
(大手は開発費をベースに価格を決める、というある種の方程式があるので、そんなことに悩んだりはしないのでしょうが、、)

提案とては、自信はあるんだけどどうなるかわからないのでとりあえず115円(99セント)に設定しているようなアプリに対しては、ある一定以上の販売数が上がったら、それをAppleから公的な証明をもらって、それを付与した上で自信を持って値上げしていく、というのはどうでしょうか。いわば使っているユーザーが価格を決める(上げる)という仕組みです。
ある一定数売れたということは、それだけユーザーに認められたアプリである、ということの証明ですから、買う方も「なぜ値段が上がったか」というのを理解しやすいと思いますし、ハズレの可能性のあるアプリをいくつも買うよりは、多くの人が使って認められているアプリの方を多少値段が高くても買うのではないか、と思うのです。

115円アプリでスタートしたけど、C認定をもらって230円に、さらにB認定で460円に、最後はA認定で600円に、みたいに「ユーザーの評価によって価格が進化していく」というあたらしいネット民主主義のようなものはできないかな、と思いました。

Appleとしてもこのように幅広く認定された「定番アプリ」を増やしていきたいでしょうし、何よりも、今後もどんどん参加者の増えるアプリ開発に一つのモチベーションを与えることができるのではないでしょうか。

われわれユーザーの方も、「自分は115円時代からこのアプリは応援していたよ!」という思いがあればうれしいじゃないですか。

アプリの評価をみていても、こことことを直すともっと良くなる、という建設的な意見と、入れたけど動かねーじゃねーかーみたいな文句だけのコメントと二分されているようですが、

・まずは「アプリを作った人への敬意」
・そして「もっとよくするための建設的なディスカッション」
・理想なのは「制作者とユーザーが一緒に育てる」

マックのフリーソフトの文化ではこういうことが性善説的に行われていたはずです。
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