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2008年10月13日 Archive

アップルのノートにはもっと「テーマ」が必要?

PB12

写真は懐かしのPowerbook 12インチモデルです。これは私も初代機を発売日に購入し、今では棚に飾っています。
ご存じの方も多いと思いますが、同時期にiBookという廉価版のシリーズがありました。これも12インチです。最初こそPowerbookとiBookはそれなりの差が付いていましたが、PowerbookのPowerPCの性能の頭打ちとかで進化が滞っている中で、iBookが着実に進化し、G4になりスロットローディングになり、、とどんどんPowerbookに近づいていきました。
そして不幸にも消えざるを得なかったかわいそうなモデルです。

その影響もあり、Appleはその後しばらく「同じサイズでの2Line-up展開」を意識的にさけてきた気がします。
結局今は13インチがMacBook、もともとPowerBookの代名詞だった15インチと、(12インチとともに追加になった)17インチの2サイズが現在のMacBook Proになっています。

■■■

MacBookとMacBook Proの差は(クロックの少しの差、メモリ、HDD容量とかは除くと)このインチサイズの棲み分けとともに、外付けGPUのありなしが現在の大きなシンボル的差異化部分になっています。
噂、といってもほぼ確定的になっているnVIDIAのMacBookへの搭載が、今回その差の一つを縮めることになります。
もしこれにインチサイズも同じものが出ると、それこそ上記と同じ過ちになってしまうのでしょう。私が具体的に言っているのは「MacBookの15インチモデル」の登場です。

国内の状況しか分からなかったので恐縮ですが、現在のノートのインチ別構成比は圧倒的に15インチが主戦場です。パネルの世界的分業化の流れでみても、この構成比は世界的にもあまり変わらないと思います。

GFKシェア
(画像はGFKより拝借、クリックで拡大)

簡単に言うと、800ドルPCも大事でしょうが、廉価シリーズ(=MacBook)の15インチというモデルは市場では非常に重要である、ということです。というか、こっちの方がビジネスに与えるインパクトは遙かに大きいでしょう。

その15インチクラスを「MacBook Pro」という「高嶺の花」モデルで固めてしまうとやはり市場の期待に応え切れていないのではないか、と思います。

■■■

暴論を吐くとすると、MacBookとMacBook Proは同一ラインに並べて、同じラインにする。
13インチのミニマムスペックから17インチのフルフルスペックまで徐々に中身のスペック差をつけながらモデルを一列に並べたほうがいいと思います。インチが小さいからスペックが低い、という変な縛りもなしにする。

イメージだけでLine-upを並べると、

13下・13中・13上
15中・15上・15極上
17上・17極上

みたいな感じです。これらをProかそうでないかの区別無く売ればPowerbook/iBookの時のような問題にはならないはずです。

噂通り12モデル出るとして、上の仮定ではまだ4つ余っていますね。ここは13MacBook Airが2つ、あとはタブレット2つ!?(笑)


とにかく、MacBookとMacBook Proの「Proとはなにか?」という差異化はもう捨てて、ひとつの大きな幹のLine-upをつくり、MacBook AirやTablet、UMPCなどの「別のテーマ」をもった新機軸のモデルが出てくることを勝手に期待します。


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