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2008年01月12日 Archive
オオハシ・ケイコさん(32歳)?
- 2008-01-12 Sat
- 聴いたモノ
日経ビジネス系のNB Onlineの1/7付け記事に、日本にアイフォンは必要か?という記事が出ています。(要登録?)
個人的にいうと、こんな悠長な記事が書けるのも「iPod Touch」という商品があるからだと思います。
もしiPod Touchが世の中に無かったら、iPhoneは必要かどうか以前の問題として欲しかったですよ。ただ今はiPod Touchが発売されており、これにより元々iPhoneしか世の中に無かった時の「物欲的飢餓感」のかなりの部分を満足させてもらっています。「指先から始まる、全く新しい体験」は存分にiPod Touchで楽しませてもらいました。
なので、今「日本にiPhoneが必要か」どうかはキャリア側の問題だと思うのです。
実際DoCoMoはじめキャリアによるiPhone争奪戦が盛んだそうですが、私は一ユーザーとしてこの状況をかなり「冷静」に見つめています。
それよりもおもしろかったのは、この記事の2ページ目に出てくる冒頭部分。
■営業部長をしているオオハシさん(32歳)
結構いいご身分ですね。
■アイポッドのユーザーである
それはなにより。でもまあ普通ですね。
■国産の携帯電話は余計な機能が多すぎると感じている
まあ、そういう声は多いですね。私もそう思います。
■望んでいるのは、パソコンと同じ配列のキーボードとブラウザーを備えた端末
国産の携帯電話は余計な機能が多すぎると感じている割には、なかなかきついご要望をお持ちのようで、、、
イー・モバイルとかMyloのような商品が思いつきますが、フルキーボードとブラウザがあるといろいろなことができるのが普通で、単機能というわけにはいかないと思います。そもそもなにやりたいんでしょうかね?
「国産の携帯電話」にもPCブラウザは付いてますし、文字入力くらい携帯の10キー入力でなんとかなりませんか?32歳なんだし。
商品のターゲットユーザーを明確にするためにこういう風にユーザー像をシナリオ化する「ペルソナ」という手法はよくとられますが、このオオハシ・ケイコさんという人は私には想像できません。。Jobsに理解させるのも無理ではないかと。
ツッコミですいません。
個人的にいうと、こんな悠長な記事が書けるのも「iPod Touch」という商品があるからだと思います。
もしiPod Touchが世の中に無かったら、iPhoneは必要かどうか以前の問題として欲しかったですよ。ただ今はiPod Touchが発売されており、これにより元々iPhoneしか世の中に無かった時の「物欲的飢餓感」のかなりの部分を満足させてもらっています。「指先から始まる、全く新しい体験」は存分にiPod Touchで楽しませてもらいました。
なので、今「日本にiPhoneが必要か」どうかはキャリア側の問題だと思うのです。
実際DoCoMoはじめキャリアによるiPhone争奪戦が盛んだそうですが、私は一ユーザーとしてこの状況をかなり「冷静」に見つめています。
それよりもおもしろかったのは、この記事の2ページ目に出てくる冒頭部分。
アイフォンが“受ける”としたら、オオハシ・ケイコさん(32歳)のような消費者だろう。営業部長をしているオオハシさんはアイポッドのユーザーである。国産の携帯電話は余計な機能が多すぎると感じている。望んでいるのは、パソコンと同じ配列のキーボードとブラウザーを備えた端末だ。「アイフォンが発売されたら、ぜひ買いたい」と言う。
■営業部長をしているオオハシさん(32歳)
結構いいご身分ですね。
■アイポッドのユーザーである
それはなにより。でもまあ普通ですね。
■国産の携帯電話は余計な機能が多すぎると感じている
まあ、そういう声は多いですね。私もそう思います。
■望んでいるのは、パソコンと同じ配列のキーボードとブラウザーを備えた端末
国産の携帯電話は余計な機能が多すぎると感じている割には、なかなかきついご要望をお持ちのようで、、、
イー・モバイルとかMyloのような商品が思いつきますが、フルキーボードとブラウザがあるといろいろなことができるのが普通で、単機能というわけにはいかないと思います。そもそもなにやりたいんでしょうかね?
「国産の携帯電話」にもPCブラウザは付いてますし、文字入力くらい携帯の10キー入力でなんとかなりませんか?32歳なんだし。
商品のターゲットユーザーを明確にするためにこういう風にユーザー像をシナリオ化する「ペルソナ」という手法はよくとられますが、このオオハシ・ケイコさんという人は私には想像できません。。Jobsに理解させるのも無理ではないかと。
ツッコミですいません。
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ヘッドホンの無限ループ【3】 Triple.fi 10 Pro(UE)
- 2008-01-12 Sat
- 買ったモノ

(画像はhttp://www.m-audio.jp/より拝借)
前回の記事でSuper.fi 5 Proの良さを書きました。もう3万出してSE310(Shure)から買い換えたことも書きました。
確かにそれで満足していたんです、しばらくは(苦笑)。
ただそのUltimate Earsのヘッドホンの良さを知ってしまうと、どうしても聴いておかねばいけないもう一つの商品がありました。
USでの発売が発表されて以来、ずっと気になっていたものです。
それが今回のTriple.fi 10 Proです。
名前の通り、Super.fi 5 Proの上級機にあたり、シリーズ最高機種です。
また「Triple」という部分に表現されている通り、これはバランスド・アーマチュアが3基も!搭載されています。でもいわゆる「3Way」というわけではなく、中高域用が1基・低音用が2基という構成で「2Way 3Speaker」という構成です。
バランスド・アーマチュアは小型化が容易であるというメリットがありますが、3基も搭載するとさすがにハウジングが大きくなります。多分カナル型ではこれが限界ではないでしょうか。。
「もうSE310買ってSuper.fi 5 Proも買ったんだから(この時点ですでに6万円を超える出費)もう止めておけ!」という良心の叫びと、「最上位機種がまだあるというのに試聴もせずに逃げ回るなんて「モノが好き」精神に反する(苦笑)じゃないか!まあ聴くだけ聴いてみろ!」という悪魔のささやきが葛藤をしていたのですが、ついに後者に屈してしまい、試聴をすべく「Apple Store銀座」に行ってしまいました。
Apple Store銀座に入っても、Apple商品なんかには目もくれず(笑)一目散に4Fのアクセサリ売り場に駆け上がりました。
このお店は大体どんな高級ヘッドホンも展示がしてありiPodに繋がって気軽に試聴することができるのですが、私が行ったときは展示がありませんでした。
レジの人に「Triple.fi 10 Proの試聴がしたいのですが」と言うとレジの後ろの棚から試聴機を出してくれました。そんなに仰々しいものなのか、と思いながらレジ横で試聴を行いました。
良心の最後の叫びで「まあ最上級機とはいえ、iPodごときの圧縮音声でそんな差はわからないよ」という思いがあったのです、、
が、
信じられないような音
がそこからは出てきてしまいました。
低音がより豊かで「こんな大きさのヘッドホンからこんな低音が出るのか」という感じだったのと、さらにはその「艶感」の圧倒的な違いに驚かされました。
バッハのトッカータとフーガ(嘉門達夫の「ちゃららーん。鼻から牛乳~」で有名(笑))のパイプオルガンの重低音の量感、Earth Wind & Fireのベースの量感及び伸び(グルーブ感)などを確認しましたが、Super.fi 5 Proを完全に圧倒していました。しかも音量を上げてもビビる感じのしない、「余裕の」鳴らしっぷりも見事です。
それとともに、iPod Touchにはこのイヤホンも鳴らせるようなこんなにいいアンプが入っているのか、というのも再認識した次第です。前の記事で「iPod Touchの音質はiPod史上最高」と自信をもって書きましたがこれが根拠になっています。
試聴を終えた自分の中にはすでに「良心の叫び」は存在してなく「悪魔のささやき」の雄叫びのみがありました(苦笑)
ついに、私は「iPod用のイヤホン」の無限ループから逃れることができた満足感がありました。
ここまで費やしたお金が都合11万円。もうすぐMacBookに届く値段です(苦笑)。
長い道のりでしたが、すごく満足しています。
いろいろな人からイヤホンを買い換えたいのだが、という相談を受けますが、「予算は5万円くらいある?」と聞き返しても「ドン引き」されるばかりでまだ誰にも勧められていません。。
以上でヘッドホン無限ループの巻、は終わります。いや終わらないといけないですね、いい加減(笑)
PS;このTriple.fi 10 Pro、写真で見る限り「青の斑点模様」っぽく見えますが、実機はそんな感じではなくただの青の半透明です。写真のようにへんなものではありません。ただちまたでもよく言われていますが、この会社の商品、唯一の欠点はデザインが安っぽいですね、確かに。まあ私にとっては音が良ければそれがすべてですけど。
▼「悪魔の」商品紹介ページ(M-AUDIOのページに飛びます)
Triple.fi 10 Pro
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