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新MacBook
(画像はAppleより拝借)

ノート製品も一斉に新製品になりました。
大きな話題は、長時間化するかわりにバッテリー交換が出来なくなった、という17インチMacBook Proのコンセプトを他のモデルへも大きく広げたという部分ではないかと思います。

他に感じたことと言えば、

■13インチをMacBookからMacBook Proへリブランドした理由

私は2つのことを感じました。

一つは相当ブーイングが起きたであろうと思われる「Firewire廃止」を復活させるためにProにした、ということ。
MacBookホワイトは旧MacBookのある意味継続商品でしょうから、こちらからFWを廃止する、という面倒くさいことをするよりは、ユニボディのMacBookにFWを復活させた方が話が早いということでしょう。ただ一度取ったものですから、再度復活させるには「言い訳」が必要であった、と。

もう一つは、多分これの方が理由としては大きいのではないかと思うのですが、「9600M GTを搭載しない、(旧)MacBook仕様の15インチモデル」をラインアップしたかった、ということです。実際9400Mでもかなり満足のいくレベルだと個人的には常々感じていましたので、この商品は結構イケルのではないかと思っています。
これのおかげで、15インチMacBook Proの最低価格も1699ドルまでに行きましたから、もともと13インチユニボディのMacBookを買おうかな、と思っていた人のステップアップにはもってこいだと思います。
これまでのルールだと、このモデルは”15インチMacBook”という呼び名になっていたと思うのですが、「13インチか15インチか」「9600M GTがあるかないか」「FW800があるかないか」というのをある意味すべて曖昧化させ、新たにまとめ直した、というところでしょう。


■MacBook Airが変わらない

クロックなどの変更はあったものの、他のMacBook Proのように黒縁にするとか、全面トラックパッドにするとかの整合性をとる変更はされませんでした。
もう少し、引っ張るんですかねー。まあ、そうやって同じ部品を使い潰しているおかげで、今回も$300の価格ダウン(HDDモデル)が実現しているのかも知れませんし。

ただ、このモデルは、コンセプトは発売当初から数年は耐える耐久性はもっていましたから、それでいいのかもしれません。
最大のネックとなっていた価格について、$1499という「やっとふつうのノートの値段」になりましたし、SSDの方もいい値段になってきたと思います。こちらの方が解決すべき問題のプライオリティが高かったと思うので、これも「正統進化」の方向なのだと思います。


■■■

これはおまけです。価格の新旧比較です。レートの比較も入れています。全体的に3円程度の円高設定、MacBook Airはもっと顕著です。

Price
(クリックで拡大)

数字が間違っていたらすいません。
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